報道関係者各位
2026年10月13日
株式会社Every
株式会社Every(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:松澤 勝充)は、2026年10月13日、稲畑産業株式会社 様(以下、稲畑産業様)における、面接官トレーニングの導入事例インタビューを公開いたしました。
新卒採用では「人柄」や「会社らしさ」を大切にしたい。一方で、その“見る目”が面接官個人の経験の中だけにあると、担当者が変わるたびに評価の軸も変わりかねません。
稲畑産業様が抱えていたのも、まさにその悩みでした。長く採用に関わってきた面接官の確かな感覚と、中堅・若手の面接官のそれぞれ判断の目線を言葉にするところから始め、その上で面接における質問・評価・判断の基本を学び、実際の選考で運用しました。
本インタビューでは、取り組みの背景、議論から得た気づき、面接で生まれた変化、そして今後の課題について伺いました。
■ 背景と課題:ベテランの「見る目」が個人の中に留まっていた
稲畑産業は、新卒採用を企業文化の継承に欠かせない施策と位置づけ、能力に加えて人柄や人間性を重視した採用を続けてきました。一方で、面接官はベテランから若手まで幅広く、面接の進め方や評価の観点は各面接官の裁量に委ねられていました。面接官が変われば評価も変わりうる状況に加え、ベテランの経験則が言語化されないまま個人にとどまっていることが、組織としての課題でした。
また、同社は1年目に管理部門、2年目に営業部門を経験するローテーションを経て本配属が決まる総合職採用を行っています。職種別採用と異なり、求める人物像を一律に定義しにくい構造もあります。こうした背景から、人事チームの判断軸をそろえ、面接官個人の好みによるバイアスを抑えるために、弊社の「面接官トレーニング」が導入されました。
■ 導入による変化と効果
- 共通言語の構築: 「積極性」のような同じ言葉でも、人によって捉え方や評価ポイントが異なることが可視化されました。意見を出し合うことで認識が収束し、普段共有されにくかった各メンバーの採用への考え方や着眼点が、チーム内で共有される機会となりました。
- 面接運営の効率化: 標準化できる部分は統一し、深掘りのみを応募者に合わせて調整する進め方に変わりました。応募者ごとに質問を一から組み立てる負担が減り、面接中の迷いや疲労感が軽減されました。
- 応募者理解の深まり: 「何をやったのか」に加え、「なぜそうしたのか」「どのような思いだったのか」まで掘り下げる面接が定着しました。第一印象やエントリーシートからは見えなかった応募者の本音や特性、自社との適合度を把握しやすくなりました。
- 採用活動全体への波及: 本年度は内定辞退が少なく、後続の営業面接の担当者からも応募者の質が向上したとの声が寄せられました。採用広報や説明会などの取り組みを含む複合的な成果の一つとして、人事の見極め基準がそろったことも寄与したと捉えられています。
- 若手社員の成長: 避けるべき質問や面接の進め方といった基本的な型を学び、面接のみならず採用イベントでの応募者対応にも活かせる基礎を身につけました。
■ 今後の展望
評価シートの運用面では、評価項目が多く全てを見きれないことや、点数が中間に寄りやすい中央化傾向といった課題が見えてきました。また、深掘りのスキルは一度の研修で定着するものではなく、経験を重ねながらの習熟が必要であることも明らかになりました。
今後は、評価基準や運用方法の改善を進めるとともに、採用時の評価と入社後の活躍状況を振り返る取り組みを通じて、評価基準を自社により適合したものへと継続的に磨き込んでいく方針です。
■ インタビュー登壇者
高橋 直人(たかはし なおと)様
(人事室 グローバル人事部/人財開発部 新卒採用課長)
本多 貴裕(ほんだ たかひろ)様
(人事室 人財開発部 新卒採用課)
株式会社Everyについて
EveryはVisionとして、「日本のHRをボーダーレス(borderless)に」を掲げています
「HRからパフォーマンスとワクワクを。」株式会社Everyは、2020年6月、代表の松澤がアメリカから帰国しスタートさせたアカデミック&サイエンティフィックベースなコンサルティングアプローチをとる人事コンサルティング会社です。
【会社概要】
・代表者 : 代表取締役CEO 松澤 勝充
・本社 : 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前六丁目23番4号 桑野ビル2階
・URL : https://every-co.com/
・メールアドレス: contact@every-co.com
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社Every 広報窓口 田中(contact@every-co.com)
