組織と個人のウェルビーイング・ハピネスを高める科学的ワークショップ
- 生産性: 20〜40%程度向上
- 離職率: 25%減少
- 従業員満足度: 29〜50% 向上
- 年収: 3〜24 % 向上
- 社内評価: 17〜47%向上
ではどのようにウェルビーイングを追求していくのか、欧米には長くから研究され、確立された学問「サイエンス・オブ・ハピネス」があります。「サイエンス・オブ・ハピネス」という科学的な研究によって立証された手法を、自社の組織に、またご自分の生活に取り入れてみたい方は以下の動画・資料やワークなどを参考になさってください。
(Lyubomirsky, S., King, L., & Diener, E. (2005). The Benefits of Frequent Positive Affect: Does Happiness Lead to Success? Psychological Bulletin, 131(6), 803–855.)
◆サイエンス・オブ・ハピネスとは
What is the “Science of Happiness"?(サイエンスオブハピネスとは何か)
“Science of Happiness"とは、世界中の科学者によって心理学的・脳神経科学的な研究が進められている学問です。1980年代後半に、「幸せな人々を幸せにするものは何か?」という問いをアメリカの心理学者であるミハイ・チクセントミハイが立て、この概念が提唱されました。チクセンミハイは「Experience Sampling Method(経験サンプリング法)」を開拓し「Psychology of optimal experience(喜びの現象学)」と呼んでいるフローの経験の研究を進めている世界有数の研究者であり、その彼の功績もあり、現在"Science of Happiness"は世界中の科学者によって心理学的・脳神経科学的な研究がこれまでの以上のスピードで進められています。
How is “Positive Psychology" related to “Science of Happiness"?(ポジティブ心理学との関係性)
50年の時を経て、2002年アメリカ人心理学者のマーティン・セリグマンの名著である「Authentic Happiness(世界で一つだけのしあわせ)」を通じてその表現が広がり、ポジティブ心理学を「ポジティブ感情と個人とコミュニティが繁栄する事を可能にする強さ」の研究として定義づけました。従って、ポジティブ心理学は「Science of Happiness」よりも、より広い分野の研究と見なすことができる学問で、自然科学だけでなく社会科学にも及び、主に「ポジティブ感情」と「個の強み」の研究に焦点を当てており、一般的な解釈では抽象度の高いものとなっています。
◆ワークを実践する
思いやりや繋がりを育む方法として、相手の言いたいことに積極的な興味を示し、相手に自分の話を聞いてもらっているという感じてもらうためのワークショップです
呼吸とガイドされたイメージに注意を向けるというシンプルなテクニックに基づく瞑想を通じて、職場での大事な人、あるいは職場での敵に対しても思いやりを育むワークショップです
ネガティブな出来事において視点を得るということ、また、自分と距離を取るということ(self-distancing)は自分の感じたことや経験を第三者の視点で見るワークショップです
”Loving kindness meditation”(ときに「メタ」瞑想と呼ばれる)は優しさを育むための優れた方法です。心の中で他者に対して優しさや暖かさを送る方法をレクチャーする資料です
弊社のワークショップは、Science of Happiness研究の第一人者であり、UC Berkeleyの心理学部門研究機関Greater Good Science Centerでサイエンス・ディレクターを務めるEmiliana Simon Thomas(エミリアーナ・サイモントーマス)の考え方に基づいて実施されています。
この動画では、Well-beingやHappinessを哲学ではなく、社会学・心理学・脳神経科学の観点から研究し続けている彼女から、経営戦略、組織戦略としてのWell-beingやHappinessについて解説頂きました。
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◆プロフィール
EMILIANA SIMON-THOMAS(エミリアーナ・サイモントーマス)Science Director, Greater Good Science Center
Emiliana Simon-Thomas is the Science Director at UC Berkeley’s Greater Good Science Center. A Berkeley native, she earned her PhD in Psychology studying how emotional and cognitive processes interact to shape behavior and brain activity. She also co-teaches The Science of Happiness, a BerkeleyX MOOC that has enrolled over 600,000 people from all over the world, as well as the Science of Happiness at Work Professional Certificate Series. Alongside her academic and popular writing, Emiliana recently co-edited the Oxford Handbook of Compassion Science, a transdisciplinary compendium of articles from world-class researchers.
Link:https://executive.berkeley.edu/emiliana-r-simon-thomas
松澤 勝充(マツザワ マサミツ)株式会社Every CEO
神奈川県出身1986年生まれ。㈱トライアンフでの執行役員経験を経て、2018年8月よりHaas School of Business, UC Berkeleyのプログラムで留学し2019年5月修了。同年、MIT Sloanで “AI: Implications for Business Strategies”を学び、2020年4月に株式会社Everyを設立。
保有資格:
・Global Profession Human Resources (HRCI)
・The Science of Happiness at Work(UC Berkeley)
・ピープル・アナリティクス(authorized by the University of Pennsylvania)
・ARTIFICIAL INTELLIGENCE: IMPLICATIONS FOR BUSINESS STRATEGY(MIT Sloan certificate)
・DiSC認定トレーナー