HRBP養成講座受講者インタビュー:CBC株式会社 小林 恵理菜さん - 株式会社Every

Profile

CBC株式会社 小林 恵理菜さん

新卒で化学系専門商社に入社し、約4年間採用と研修業務を担当。その後、IT企業に転職し、約4年間新卒採用に従事。このIT企業では採用人数が30名規模から年間500名規模へ拡大する過程を経験し、マネージャーとして採用規模の拡大に貢献した。
その後、新卒時に在籍した専門商社に戻る。現在は、同社で新設された海外人事部門の立ち上げメンバーとして、海外35拠点の人事課題解決を推進している。

※経歴はインタビュー時点のものです。


海外人事を任され痛感した
体系的な学びの必要性

− 受講の動機やきっかけを教えてください。なぜ受講を決意されたのでしょうか。

海外人事を任されてすぐ、評価・報酬など制度設計の知識が自分に足りていないと痛感しました。各国拠点の相談に応えるには、場当たりではなく「原理原則」に即した説明と選択が必要です。そこでインターネットで学びの場を探す中で、HRBP養成講座を知りました。最初は評価・報酬のインプットを求めていたのですが、読み進めるとHR全体をグローバル基準で体系化して学べる点に強く惹かれ、受講を決めました。
他の選択肢としては、他社の海外人事の勉強会に、実務に即した相談ができる場所として参加していますが、人事の体系的な知識獲得やHRBP養成講座で学べるような代替案は当時見つからなかったです。
受講時に不安だったのは、参加企業や具体的な進め方が具体的に見えなかった点と、個人負担としては小さくない受講費でした。ただ、過去の受講者インタビューを読み、同業の参加事例も垣間見えたこと、経済産業省の助成制度により負担が軽くなる見込みが立ったことが背中を押しました。

− 4ヶ月を通じて、講座の中で特に印象に残っているテーマはありますか。

特に印象に残っているのは、最終アサインメントで扱った「採用」のパートです。
前職のIT企業では、面接質問の型化や評価のブレ取り、KSA(Knowledge/Skill/Ability)の言語化から求人票へ落とすプロセスまで、かなり制度化されていました。
対して現在の会社では、うまく回っている面もある一方で、募集要件の言語化や選考設計が属人的になりがちで、原理原則に照らすと未整備な点が多いと気づきました。
「必要なKSAを特定し、評価に接続し、求人に翻訳する」という当たり前のようで抜けやすい要所が、自社の改善テーマとしてくっきり浮かび上がりました

「知っている」を「進めた」に変える仕掛け

− 講座の魅力について。魅力に感じた点は何でしょうか?

魅力は大きく三つあります。
一つ目は、他社人事との濃い学び合いです。ワークや懇親会を通じて、役割も規模も違う現場の課題や打ち手を具体的に知ることができました。自社だけでは見えないキャリアの広がりや、優秀な人事の思考・実践に触れ、「もっと学ぼう」という健全な刺激を得ました
二つ目は、教科書的な知をきちんと一周できること。アカデミックに整理された原理原則を押さえると、「今回はあえて外す」の判断にも筋が通ります。施策の意図を言語化し、関係者に説明できる“軸”を持てたのは大きいです。
三つ目は、最終アサインメントの取り組みです。普段忙しくて後回しにしてしまうことについて、時間をかけて、会社の上層部の方も巻き込んでやることで、否が応でも優先度を上げて取り組むことができました。その結果、「やりたいけどなかなかできなかったこと」が一つでも解決したのがすごく良かったと思っています。
他の受講生の発表を聞いていても「各社の人事が確実に前進している」と実感できました。学びを「知っている」で終わらせず、「進めた」に変える仕掛けが、この講座の真価だと思います。

受け身から主体へ─
提案力と“経営目線”が育った

−受講後、受講前の変化、日々の仕事における実践を教えてください。

一番の変化はマインドです。以前はどこかで「方針が降りてこない」「上が決めてくれない」と受け身に捉えていた部分がありました。今は、自分から仮説を持って働きかければ物事は動くし、周囲は協力してくれると実感しています。実際、アサインメントで上司に相談・提案を重ねる中で、積極的な後押しを得られました。
二つ目は、施策を“経営インパクト”で捉え直す視点です。世の中の流行りの処方箋に飛びつくのではなく、自社の課題に本当に効くのか、効果をどう計測するのか、将来の定量的な見立ては妥当かを、問い続けるようになりました。目の前の困りごとにただ反応するのではなく、解くべき課題の選び方から設計することができるようになったと感じています。
三つ目は、海外拠点支援の質が上がったことです。営業部から赴任し、現地の管理部門の仕事もしなければならない駐在員の方々は、人事という専門性の高い領域についてあまりよく知らないことが多く、すごく不安に思われます。そういった場面で、「人事の原理原則」を基盤に話せるようになり、なんとなくの感覚ではなく、きちんと言語化されたものや数字に基づいたものとして説明できるようになったのは、私にとって大きな成果でした。結果として、「海外人事の立ち上げ」という曖昧さの高いミッションでも、自分でハンドリングして進める面白さを強く感じられるようになりました

自分で手をかけるほど
変化は大きくなる

− 最後に、HRBP養成講座をご検討されている皆様にメッセージをお願いします。

私は期待以上の変化を得ましたが、鍵は「自分で手をかけるか」です。予習・復習や振り返り、アサインメントにどれだけ向き合うかで成果は変わります
一方で、たとえ動機がぼんやりでも、他社の優秀な人事の実践やロールモデルに触れるだけで、普段は得られない発見があります。
自社内だけでは見えない視界を広げたい方、原理原則を土台に実践の質を上げたい方に、強くお勧めします。迷っているなら、一歩踏み出す価値がある講座だと思います。

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