HRBP養成講座受講者インタビュー:教育業界スタートアップ A.Yさん - 株式会社Every

Profile

教育業界スタートアップ 人事部 A.Yさん

人のつながりに関わる仕事に興味があり、新卒入社した人材系企業で営業職とマネジメントを経験。その後、コロナ禍での事業運営や組織の不安定さを目の当たりにした経験から、より体系立てたマネジメントや強い組織づくりで事業に貢献していきたいと考え転職。事業と人事の両面に関われるスタートアップでの勤務を通じて、HR領域でやれることの多さを知り、本格的にHR職のキャリアを深めようと思い、現職に至る。現在は教育系スタートアップの人事として、採用から制度設計など幅広い人事業務に挑戦している。

※経歴はインタビュー時点(2025年11月)のものです。


経験不足を乗り越え
幅広い観点でHRという役割への理解を深めたい

− 受講の動機やきっかけを教えてください。なぜ受講を決意されたのでしょうか。

実は、この講座を受講することは、現職に入社する前に決めていました。現職ではこれまでHR専任者がおらず、HR機能を確立していく段階で、私が「一人HR」として業務にあたることが分かっていました。また、自分自身も一社での人事経験しかなく、社内に相談できる人もいないかもしれないという環境での挑戦に少し不安を感じていました。何かしらのセミナーを受けることは必須だと考え、複数の会社での人事の視点や、人事施策のバリエーションを持っておきたいということで、適切なセミナーを探していました。
こちらの講座以外にも、大学のプログラムや、知人のHRセミナーも検討しましたが、大学のプログラムはタイミングが合わず、知人のHRセミナーは経営層向けと対象外だったため断念しました。Every HR Academyを選んだのは、実際に卒業生の方と会話する機会があり、その中でリアルなケースを複数人でディスカッションできることや、複数の観点でHRやHRBPという言葉を見つめ、理解を深めることができるという話を聞き、魅力を感じたためです。単に施策を学ぶだけでなく、人事の役割を多角的に捉えたいという思いを叶えられる場だと思って、受講を決めました。

「自社のパフォーマンスにどう繋げていくのか」
という視点を持つことが大切

− 4ヶ月を通じて、講座の中で特に印象に残っているテーマはありますか。

最も印象に残っているテーマは、やはりDay1の講義です。特に、「HRの施策はすべてパフォーマンス(成果)に紐付いている」という意識を持つことが重要であるという点が、私の中で強く印象に残っています。毎回の講義テーマ(採用、マネジメント、報酬など)を学ぶ中で、ただ知識をそのまま現場に持ち帰るのではなく、「自社のパフォーマンスにどう繋げていくのか」という視点を持つことが大切だと痛感しました。この視点を持つことで、「今、何が重要か」を考え、事業側と対話を重ねる姿勢を確立できました。これにより、学んだことをどう活かすかという姿勢をぶらさずに、業務に関わることができたと感じています。

また、Day3のパフォーマンスマネジメントの講義で学んだ、「パフォーマンスとして評価・測定できるのは得られた情報のみである」という点や、「時間と労力がかかることを理解し、根気強く向き合う必要がある」という原理原則は、自分の中で納得感がありました。この原理原則を事業部長やマネジメント層と共有したところ、「確かにそうだよね」という共通認識を持つことができ、大きな前進につながったと思っています。細かい施策をそのまま使うのではなく、原理原則を理解し、それを自社でどうすべきかを考える視点が得られたことが大きな収穫でした。

リアルなケースと共感で、知識を蓄積し
学びを「腑に落とす」ことができる

− 講座の魅力について。魅力に感じた点は何でしょうか?

一つ目は、他のHRの方々との対話を通じて理解を深められる点です。参加者のフェーズが非常に多様で、人事経験数年の方から10数年の方、ご担当領域も様々で、事業フェーズもスタートアップ、大手、外資系など多様でした。そんな皆さんから他社で起きているリアルな課題や学びを共有いただく中で、「自社がこれから迎える未来のフェーズでは、こんな課題が生まれるんだ」と、言葉だけの知識ではなく “イメージを伴った理解”が深まったのは大きな収穫でした。例えば、うちにはまだ定年が近いメンバーはいませんが、他社の事例を聞くことで、「人事に携わる中で、こんな問いとも向き合うのか」と、自分の視野を長い時間軸まで自然と広げることができました。

二つ目は、人事施策の背景や原理原則を知ることができた点です。流行りの施策の表面だけを理解するのではなく、 “なぜそれが必要だったのか”“どんな状況で効果を発揮してきたのか”といった構造を理解できたため、目の前の施策に対しても、企業が辿ってきた歴史や状況を丁寧に紐解きながら、本当に必要なことを見抜く基礎体力がついた感覚があります。

三つ目は、リアルな声を聞き、共感することで、学びを腑に落とすことができたことです。教科書的な知識だけでなく、「こういうことが大変だった」「こんな壁にぶつかった」という実体験ベースのディスカッションが多かったため、共感しながら、自分ごととして理解が深まりました。その結果、これから訪れる課題にも前向きに取り組もうと思えたり、知識を積み重ねていく楽しさを、毎回の講義で感じられました。

− 受講後、受講前の変化、日々の仕事における実践を教えてください。

受講を通じて、「なぜやるのか」を考える思考の癖がつきました。以前はやりたいことに目を向けがちでしたが、受講後は今後起きうることを考えたうえで「今やるべきこと」を考え抜くようにしています。採用一つをとっても点ではなく線で捉え、その先に事業の発展があるかを問いかけながら進めるようになりました。また、パフォーマンスマネジメントの「簡単ではないことには時間と労力がかかる」と理解できたことで、焦らず、一つのことに深く向き合う覚悟を持つ土台ができました。この前提ができたことで、難しい課題にも心の中で向き合いやすさや楽しさを持てるようになったと感じています。

仕事においては、この「深く関わる」という意識から、社内メンバーと協働し、役割分担を進められるようになりました。会社全体で何が一番大切かという認識を共有し、私は自身が担う最重要課題に注力し、その他のことは他のメンバーに協力を仰ぎ、整理して動ける状態を作れたのは大きな変化だと思います。その他、講座の資料を見返しながら事業部長と会話することもあります。講座や課題図書を通じて学んだことを社内メンバーと共有したり、彼らが抱える漠然とした違和感について、学んだ知識や理論も活用しながら対話する時間が増え、同じ目線で人事として事業に関われるようになったのではと思います。

HRBPという言葉に囚われず
組織の内面や事業との繋がりへ視点を移す

− 最後に、HRBP養成講座をご検討されている皆様にメッセージをお願いします。

「HRBPって何するんだろう?」と漠然と思っている方には、ぜひ受講をおすすめします。私自身は、様々な経験を持った人事の方々と深く議論することで、HRBPという言葉の表面的な意味に囚われず、組織の内面や事業との繋がりへ視点を移すことができました。また、4ヶ月はあっという間で、他のセミナーと掛け持ちで受講している方もいましたので、定期的に学ぶ習慣を持つきっかけとしても良いかもしれません。受講生同士、心強い仲間として良い関係を持つことができ、お互いの知見を深め合えるのは大きな財産になると思います。

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