Profile
株式会社CARTA HOLDINGS 瀬尾 友美 さん
新卒で広告営業職に従事し、転職を経たのち、現在の会社に人事担当として入社。新卒エンジニア採用領域を約4年間担当した後、現在はHRBPとして従事し3年目を迎える。採用プロセスの設計から、入社後のオンボーディング、人材育成、評価制度の運用に至るまで、HRM(Human Resource Management)領域全般を幅広く担当。事業成長を支える組織づくりを目指し、日々奮闘している。
※経歴はインタビュー時点のものです。
そのときに必要な領域のみの学習から脱却し
体系的な知識の習得を目指して受講を決意
− 受講の動機やきっかけを教えてください。なぜ受講を決意されたのでしょうか。
HRBPという役割を担うことになり、日々、その対応領域の広さを痛感していました。目の前にある課題に対応するために、その都度必要な知識を書籍や論文からインプットしていましたが、その学習スタイルではどうしても断片的な知識に留まってしまうことに悩み始めていました。特定の課題解決には役立つものの、HRMの全体感を掴むことや、横の領域と知識を有機的に紐付けることが難しいという課題感を持っていたのです。
今後、より質の高い仕事をしていくためには、HRMの領域を体系的に学び直す必要があると強く感じていました。そんな折、社内の先輩たちが本講座を受講していたことがきっかけとなり、Every HR Academyへの参加を決意しました。
ピープルアナリティクスで
分析の視点を養う
− 4ヶ月を通じて、講座の中で特に印象に残っているテーマはありますか。
全てのテーマが印象に残っています。というのも、私が現在担当している業務がHRM領域全般にまたがっているため、どの講義内容も日々の課題に直結していたからです。
その中でも特に学びの幅が大きかったのは、Day6のピープルアナリティクスです。これまで統計学などの知識がなかった私にとって、相関分析や回帰分析といった手法は非常に新しい学びでした。講義の中で実際に手を動かしながら分析手法を体験できたことは非常に貴重でした。現在、自社でもエンゲージメントサーベイを実施していますが、データの読み取り方や分析の視点が養われたと感じています。例えば、退職者の分析ロジックを検討する際にも、講座の資料を見返しながら「どのように考えると妥当か」を整理できるようになりました。
また、Day2の「採用」についても印象深いです。構造化面接など、自社ですでに取り組んでいる施策が原理原則に照らし合わせても間違っていないという再確認ができました。現在進行形で進めている事業部のオンボーディング設計などについても、理論的な裏付けを持って自信を持って進めることができるようになりました。
多様なフェーズの企業に所属する仲間と
リアルな課題を共有し合える貴重な場
− 講座の魅力について。魅力に感じた点は何でしょうか?
この講座の最大の魅力は、やはり「共に学ぶ仲間」の存在と、グループディスカッションを通じた学習にあると思います。HRBPとして仕事をしていると、どうしても視点が自社の中に閉じてしまいがちです。しかし、この講座には日系大手企業だけでなく、外資系企業、スタートアップなど、様々なフェーズや業種のHRパーソンが参加していました。
毎週の講義やディスカッションを通じて、組織フェーズによって抱える課題が全く異なることや、逆に共通する悩みがあることを知れたのは大きな収穫でした。例えば、報酬や評価といった生々しいテーマについても、他社の実情を知り、本音ベースでの議論ができたことは非常に刺激的でした。オンライン開催でしたが、大阪など遠方の方とも交流ができ、社外にネットワークが広がったことも貴重な財産です。
また、4ヶ月間という期間も効果的でした。毎週インプットを行い、自社の状況と照らし合わせて内省し、参考図書でさらに学びを深める。このサイクルを回すことで、深くHRM領域に浸り、知識を定着させることができたと感じています。
原理原則を土台に
経営層との議論の質と視座が高まった
− 受講前と受講後で、ご自分の知識力や考え方、マインドなどに変化はありましたでしょうか。具体的な変化がありましたら教えてください。
受講を通じて、業務における「考え方の土台」が強固になったと感じています。特に「ダイナミックHRMモデル」を理解できたことで、各HRM領域をバラバラに捉えるのではなく、全てを繋ぎ合わせて組織パフォーマンスに還元していくという意識がより一層強くなりました。
また、原理原則という「型」を学んだことで、施策を設計する際に外してはいけないポイントの感度が高まりました。例えば、報酬制度における外的公平性と内的公平性のバランスや、納得感をどう醸成するかといった議論においても、理論に基づいた視点を持って取り組めるようになりました。
そして、最終課題であるアサインメントに取り組む過程で、経営層へインタビューする機会を持てたことも自身の変化につながりました。経営視点での情報量が増え、視座が上がったことで、以前よりも経営層とスムーズに議論ができるようになりました。HRBPとして組織のパフォーマンス最大化に貢献したいという想いが強くなると同時に、私自身もより経営に近い領域で力を発揮していきたいというキャリアの方向性も見えてきました。
4ヶ月でHRMのポイントを
効率的かつ体系的に学べる講座
− 最後に、HRBP養成講座をご検討されている皆様にメッセージをお願いします。
これから受講を検討されている皆様にお伝えしたいのは、この講座は「判断の拠り所」を養える場所だということです。HRMの領域は広範で、独学で専門知識を体系化するのは非常に困難です。しかし、この講座であれば、4ヶ月間という期間で押さえるべき重要ポイントを効率的かつ体系的に学ぶことができます。
そして何より、同じHRMという領域で戦う仲間と繋がれることは、大きな財産になります。表面的な情報交換だけでなく、各社のリアルな施策や悩みを共有し、真剣に議論し合える場はそう多くありません。自社の枠を超えて視界を広げたい方、迷った時に立ち返れる軸を持ちたい方にとって、この講座は有意義な時間になると思います。
