Profile
情報通信業 須藤 しずか さん
学生アルバイトで教育研修に関わった経験から、人を成長させる仕事に興味を持ち、HR職としてキャリアを歩む決意をする。前職の医療機器メーカーでは、主に給与計算や社会保険手続きなど労務関連業務を担当。現職では、中途・新卒採用を担当したのち、採用チームのマネジメントや障害者採用にも従事。現在は制度設計や教育研修にも携わっている。
※経歴はインタビュー時点のものです。
経営陣を納得させる方法を理論ベースで学びたい
− 受講のきっかけを教えてください。
今後のキャリアや方向性を考えるヒントが欲しいというのが、受講を検討したきっかけです。以前は採用担当として経営陣と協力して戦略的に活動する機会が多かったのですが、配置換えで採用から離れたことで、少し経営陣との距離を感じるようになっていました。また、組織の課題を解決するためには、経営陣を納得させる方法を知る必要があると感じていました。当社の組織改定や異動は事業部主導で行われ、人事部は主に採用や教育研修を担当しており、組織変革のプロとしてあまり期待されていないという印象もありました。
初めはHRBP養成講座の受講を考えていましたが、経営陣と議論する中で組織を変えることの難しさを痛感し、組織を変えるために経営陣を納得させる方法を理論ベースで学びたいと思いが強くなっていたので、当初考えていたHRBP養成講座はE-learningで受講し、Change Agent養成講座をLive受講することに決めました。どちらの講座も勉強になったのですが、私はChange Agent養成講座を終えてからHRBP養成講座を受講したため、共通するテーマは同時に受講した方が、最後に取り組むアサインメントの質をもっと上げられたかもしれないと思いました。
組織と人を、肌感覚ではなく
「戦略的に」動かすことができる
− 印象に残っている講義を教えてください。
まず、講座が「個人」ではなく「組織」に対するアクションから始まったことがとても印象的でした。受講前は人を動かすことが組織を変えることだと思っていたのですが、組織に対する講義から始まり個人への対応へと知識を深めることで、講義内容全体により説得力を感じ、納得しながら受講することができました。
具体的には、「個人を動かす①(パーソナリティと目標設定/動機付け)」がテーマの回(Day6)で、紹介されていた「社会的交換理論」、つまり人は得たいものがあるからこそ組織に属するという考え方は、非常にインパクトが大きかったです。その他にも、ステークホルダーマネジメントの講義(Day2)も印象に残っています。これまでは役職が高い人を優先するなど、肌感覚でステークホルダーマネジメントを行ってきましたが、講座で学んだことで、戦略的に行うことのできるものだと理解できました。
また同時期にE-learningで受講したHRBP養成講座で初日(Day1)に学んだ、HRは「適切な人材が適切な場所で適切な仕事をする」ために存在するという内容も印象的でした。自分たちが会社全体でその役割を果たせているだろうかと振り返るきっかけになりました。
学術的な理論を学び、共通認識を持って議論を深められる
−Change Agent養成講座の魅力を教えてください。
講座の最大の魅力は、受講生同士でディスカッションする時間があったことです。同じ課題意識を持つ仲間と組織に関する悩みを共有し、新たな学びを得ることができました。これまでの経験から採用関連のネットワーキングは比較的しやすい一方、組織改定や人事制度設計といった分野は、比較的会社の機密情報に関わるためネットワーキングが難しい印象を持っています。ここではそういった面でも受講生同士で議論し、つながりができたことは大変貴重な経験でした。講義で学んだ内容が共通認識としてあるため、ディスカッションではより踏み込んだ現場目線での知見を聞かせてもらえるのも魅力でした。
また、この講座を受講した決め手でもあったのですが、組織について学術的に、そして理論をしっかりと集中して学べる点も魅力に感じました。この講座では組織をどう動かすか体系的に学ぶことができて非常に良かったです。
− 受講後、受講前の変化、日々の仕事における実践を教えてください。
この講座を受講する前と後では、仕事への向き合い方やマインドに大きな変化がありました。
まず仕事面では、ファイナルアサインメントを通じて、自社の状況や戦略、課題を可視化することで、客観的に向き合うことができるようになりました。例えば講座で学んだHRMフレームワークが頭に入ることで、課題の優先順位や戦略との関連性を考えられるようになり、自信を持って意見を言えるようになりました。
マインド面では、新たな学びへの意欲が湧いてきました。講座でのフィードバックを通じて、個人を支援する力が自分の強みだと客観的に気づくことができ、現在はコーチングを学んでいます。その結果、人事の仕事だけでなく、個人を支援する仕事であればHRにこだわらなくても良いと考えるようになり、キャリアの選択肢が広がりました。
「知識」と「仲間」を得て
自分の強みを再認識する機会に
− 最後に、Change Agent養成講座をご検討されている皆様にメッセージをお願いします。
ファイナルアサインメントは大変ですがその分、達成感も味わえてよい経験になると思います。私の場合は、自分自身と向き合うことで、自分の強みを再認識したり、新たに挑戦したいことを見つけたりする良い機会になりました。知識を得ることはもちろん、受講生同士のディスカッションはとても楽しいので、ぜひ仲間づくりも期待して受講してみてください!
