Profile
株式会社ルネサンス 千葉 みのり さん
2007年、新卒で現在の会社へ入社。約8年間にわたり店舗運営を経験。フロント責任者として、アルバイト・パートスタッフの採用育成や数値管理などのマネジメント経験を積む。2015年に人事部へ異動し、若手社員の教育体系構築や研修プログラム開発などの人材開発領域に従事。2021年からは労政担当として評価制度の運用や昇降格管理を担当する。産休・育休を経て2025年4月に復職。現在はBtoBおよびBtoG事業の拡大を支援するHRBPとしての役割を担っている。
※経歴はインタビュー時点のものです。
グローバルな最新の知見と
「土曜日開催」が受講の決め手
− 受講の動機やきっかけを教えてください。なぜ受講を決意されたのでしょうか。
受講のきっかけは、育休からの復職時に、BtoBとBtoG事業を支援するHRBPの役割を担うようになったことです。私の所属する会社では、HRBPは担当が1名のみの小さな組織でしたので、上司から「社外でHRBPについて体系的に学んでみてはどうか」と提案を受け、研修を探し始めました。
検討の際には、他社の研修プログラムとも比較を行いました。そちらもHRBPというキーワードを冠してはいましたが、Every HR Academyを選んだ決め手は大きく2つあります。
1つ目は「プログラム内容の魅力」です。概要を確認した段階で、アカデミックな理論的背景や、グローバルの最新潮流がしっかりと盛り込まれていることが伝わってきました。体系的な学びが得られると感じた点は大きかったです。
2つ目は「開催日時」です。現在は育児中のため、平日の夜に学習時間を確保することが難しい環境にあります。本講座は、土曜日の10時から13時という開催設定だったため、継続して学習できると思いました。仕事と家庭を両立しながら、学びの時間を確保できる点は、私にとって重要な要素でした。
未経験だった「採用と選抜」の理論が
新規事業の人材要件という課題の解決に直結した
− 4ヶ月を通じて、講座の中で特に印象に残っているテーマはありますか。
特に印象に残っているのは、Day2の「採用と選抜」です。私自身、これまでのキャリアで採用実務をメインで担当した経験がなかったため、フラットな状態で知識を吸収できたことが学びを深める要因になりました。また、このテーマが実務に直結したことも大きな理由です。HRBPとしてのはじめの課題が「BtoB・BtoG事業における人材要件の策定」でした。講義の中で、JD(Job Description)やJS(Job Specification)を作成する際に「現場の何を観察すべきか」「どのような視点で要件を定義すべきか」という具体的な手法を学び、実務に取り入れました。結果として、作成した要件定義は社内で承認を得られ、周囲からも評価をいただくことができました。学びを即座にアウトプットし、成功体験につなげられたことは非常に有意義でした。
もう一つ印象的だったのは、Day6の「ピープルアナリティクス」です。これまで、データ分析は必要に迫られた時に独学で対応する程度でした。講義を通じて、相関関係の正しい見方や分析の順序を体系的に学べたと同時に、「仮説が証明できないこともある」という現実を知ることができました。適切な分析のアプローチを知り、同時に自分のスキルにおける現在地や不足している点を客観的に認識できたことも収穫でした。
実務とアカデミックのバランスに優れた講師と
学習定着を促す緻密なプログラム設計
− 講座の魅力について。魅力に感じた点は何でしょうか? 1~3つほどありましたら教えてください。
講座の魅力として、以下の3点が挙げられます。
一つ目は、プログラムの質です。受講前の期待通り、他ではなかなか学べないグローバルスタンダードな人事の潮流や、アカデミックな研究に基づいた理論を学ぶことができました。独学や一般的な実務研修ではアプローチしにくい、人事の原理原則に触れられたことは大きな価値でした。
二つ目は、メイン講師である松澤さんの存在です。アカデミックな知見をお持ちでありながら、ビジネスの現場感も深く理解されています。理論に偏りすぎず、かといって現場の経験則だけでもない。ビジネスとアカデミックのバランスが優れているため、経営層への説得材料として使えるフレームワークなど、納得感のある講義を受けることができました。
三つ目は、学習スタイルの設計です。当日の講義とグループディスカッション、そして事後課題としてのテストやFacebookでのアウトプットと、一連の流れが非常に緻密に設計されています。一般的に講義などの研修は「やりっぱなし・受けっぱなし」になることがありますが、この講座は忘却曲線を意識し、学習内容が定着するように作られています。オンライン開催でありながら、対面と遜色ないインプット量があったことも、移動時間を節約したい私にとっては大きなメリットでした。
人事施策の背景にある「意図」や「構造」を
俯瞰して捉える視座を持つことができた
− 受講前と受講後で、ご自分の知識力や考え方、マインドなどに変化はありましたでしょうか。具体的な変化がありましたら教えてください。
日常業務における大きな変化は、自社の人事制度やポリシーを「俯瞰して捉える視座」を持てたことです。この講座を通じて人事マネジメントの全体像や他社の事例、原理原則を学んだことで、「なぜ当社はこのポリシーを選択しているのか」「数ある選択肢の中で、なぜこの運用なのか」を構造的に理解できるようになりました。自分の担当外の領域であっても、その施策の意図や背景にあるポリシーを理解し、全体を俯瞰する視座をもって実務にあたる癖がついたと感じています。
また、アサインメントとして取り組んだ「人材要件の策定」は、実際に講義の内容を取り入れてJDやJSを作成し、上半期の業務目標として完了させることができました。現在はもう一つの課題について下半期での実装に向けて動いています。
キャリアの観点では、今後5年、10年先には人事のスペシャリストになりたいという思いが強まりました。直近の3年間に関しては、現在担当しているHRBPとして、事業の成長を人事面から確実に支援し、成果を出した、と言える状態を目指していきたいと考えています。
人事業務の一部を担当している方にこそ勧めたい
人事の全体像を知り、社外の仲間と繋がる貴重な機会
− 最後に、HRBP養成講座をご検討されている皆様にメッセージをお願いします。
この講座は、現在「採用」や「労務」といった人事の各領域で、部分的な実務や実行をメインに担当されている方にこそ、特にお勧めしたいです。
日々の業務に追われていると視野が狭くなりがちです。この講座では採用・選抜・育成・報酬といった人事マネジメント全体を網羅的に学び、各領域においてどのような選択肢やプランがあり得るのかを知ることで、自社の取り組みを客観的に評価することができます。
また、社外のネットワークができることも大きな魅力です。講義中のグループディスカッションでは毎回異なるメンバーと対話ができ、多様な業界・企業の人事担当者から生きた事例を聞くことができます。また、オンラインだけでなく、オフラインの懇親会なども開催され、緩やかな繋がりを持つことができる貴重な機会もあります。広い視野と仲間を得られるこの講座をぜひ活用してみてください。
