HRBP養成講座受講者インタビュー:アネスト岩田株式会社 上條 聡美さん - 株式会社Every

Profile

アネスト岩田株式会社 人事総務部人事グループ 上條 聡美さん

前職を含めHR職にて15年以上のご経験を持つ。労務全般や採用・評価、また海外派遣社員の手続きやフォローなど、幅広い分野で実務経験を積み、現在は人事部門全体のマネジメントを担当している。 

※経歴はインタビュー時点(2025年6月)のものです。

HRのプロとして、事業を動かす戦略を提起したい

− 受講の動機やきっかけを教えてください。なぜ受講を決意されたのでしょうか。

大きな転機になったのは、事業部長から「事業部は事業戦略を出す、人事は事業戦略の後追いではなく、人事のプロとしての知見を持った人事戦略を提示して欲しい」と言われたことだと思います。事業拡大を実現するためには、未来の姿からバックキャストして人事戦略を描く必要があると思いますが、正直なところ、当時の自分にはそれができないと感じていました。これまでのキャリアでは実務経験が中心でしたし、事業部が考えたことの後追いで運用を回すといった状況になってしまっていました。

また、人事ごとは立場によって意見が変わるのでひとつの正解がなく、短期的には答えが出にくい上に、関係者を納得させることも難しいと感じていました。課題は沢山あるものの、目の前の問題を応急処置的に対処するばかりで、根本的な課題を考えることができていない、どこから手をつければ良いのか分からない、と日々考える中で、何かしらヒントが欲しいといくつか調べた結果、このHRBP養成講座を知り、自費での受講を決めました。

あるべき姿と現状を洗い出し
優先すべき課題を整理できる

− 4ヶ月を通じて、講座の中で特に印象に残っているテーマはありますか。

印象に残っているテーマは、Day3の「パフォーマンスマネジメントと評価」です。最終のアサイメント発表でもこのテーマで取り組みましたが、現職では評価が課題だと感じつつも、なかなか手をつけられていない状況でした。様々な課題がある中で、どのように優先順位をつけていけば良いのかが整理できていなかったのですが、この講座を受講したことで、漠然としていた課題が明確になりました。現在の評価制度の課題点、本来あるべき姿、そして現状とのギャップを洗い出し始め、実際にその課題解決に向けてすこしずつ取り組み始めることができました
その他のテーマでも、全ての回で原理原則や重要な考え方を伝えてくれるので、今まで手が付けられなかった課題に対して、自分なりに考え、動くためのヒントを沢山得ることができました。

「HRとしてどうあるべきか」
という問いに、向き合う機会

− 講座の魅力について。魅力に感じた点は何でしょうか?

まず1つ目は、グローバルスタンダードのHR知識を学べたことです。私の会社には海外子会社がいくつかあり、グローバル展開を意識する中で、どうしても日本の常識の中でHR領域が語られがちでした。この講座では、グローバルな視点からHRのあり方を教えていただけたのが非常に良かったと感じています。特に、アメリカのHR担当者が最初に学ぶのは「法律や労務」だという話は、私にとって大きな自信になりました。労務は地味な領域だと感じられがちですが、会社を継続的に動かしていく上で絶対に押さえておかなければならないポイントであることを再認識できました。今後、グローバル人事として展開していく際にも、この点を意識できるようになったのは、大きな収穫です。

2つ目は、自身の業務を客観的に見つめ直し、深く掘り下げる良い機会になったことです。講座で教えていただいた各テーマの原理原則は、もちろん唯一の正解ではありませんが「型」としてインプットすることで、客観的な判断の助けになりました。この「型」を一度適用してみて、そこに自分らしいアレンジを加えていくという方法は、経験の少ない方でもHRの仕事を深く掘り下げていくのに役立つと思います。日々の業務に追われる中で見失いがちな「人事としてどうあるべきか」という本質的な問いについて、向き合う機会を与えてくれた点も、この講座の大きな魅力だと感じています。

3つ目は、様々な業界の経験豊富な講座の参加者と意見交換ができたことです 。講座では、自社の課題だけでなく、他の受講生の方々の知見をシェアしていただいたり、課題感を共有したりする機会が多くありました。特に印象的だったのは、外資系企業のHRの方々の話を聞けたことです。これまで外資系のHRの方と知り合う機会が少なかったため、彼らの考え方や企業文化の違いに大きな衝撃を受け、多くの学びを得られました。同業他社との交流では、どうしても日本固有の文化に閉じた議論になりがちですが、外資系HRの方々が一貫して特定の考え方でHRを動かしていることを知り、改めてその有効性を実感できました。
正直、他の受講生の方々がとても優秀な方が多く、少し気おくれしてしまう場面もあったのですが、皆さんとても良い方ばかりで、深い考察に触れることができ、非常に有意義な経験となりました。

− 受講前と受講後で、ご自分の知識力や考え方、マインドなどに変化は
ありましたでしょうか。具体的な変化がありましたら教えてください。

私の知識力や考え方、マインドには大きな変化があったと感じています。この講座を通してHR領域における新しいインプットを得ることができ、課題の捉え方がより具体的になりました。先述の通り、最終のアサイメントを基に動き始めている仕事もありますし、「自分なりに考えて、やってみる」という行動に繋がった点で、大きな変化だと感じています 。

また、一つひとつのテーマに対して考えが深くなりました。例えば、社内で採用関連に詳しいスタッフと会話する際に、ただ提案や見解を受け入れるだけでなく、講座の資料を見返したりしながら「この視点で話しているのか」と自分なりに考えを深めることができるようになりました。その結果、質問で議論を深めたり、フィードバックをしたりと、自分からアクションを起こせるようになったと感じています。マネジメントする立場として、自身の実務経験が少ない分野についてもポイントを抑えて議論できるようになり、今回の講座で得られた知識は非常に有益だと感じています。

そして何よりも、この講座を通して「HRとしてキャリアを深めていこう」という覚悟ができました。この講座は自費で受講しましたが、自ら学び、意見を求める姿勢は、周囲に「人事として本気で取り組む」という覚悟を示すことだと考えています。もちろん、成長が期待通りでないと思われてしまわないかという不安も正直ありますが、それでも自分から何かをやる、成長しようと決意できたことは、人事としてのキャリアを進む上で「正解だった」と思うことができました。この講座は、単なる知識の習得だけでなく、私自身のキャリアに対する強い意志を固め、行動を促すきっかけとなったと実感しています。

自ら学び、行動する姿勢は
きっと新たな可能性を広げてくれる

− 最後に、HRBP養成講座をご検討されている皆様にメッセージをお願いします。

このHRBP養成講座の受講を検討されている方は、きっと「HR」という仕事に真剣に向き合っている方々だと思います。HRとして実現したいことや目指す姿がある方にとって、この講座は有意義な時間となるはずです。HRの仕事は曖昧だったり、孤独な部分も多いですが、その会社にとって「あるべき人事」というのは、やはり自分たち自身の手で描き、そして関係者の理解を得ていかなければなりません。この講座は、そのための「考えるベース」を築くのに非常に役立つと思います。
また、自ら学び、行動する姿勢は、きっと新たな可能性を広げてくれるはずです。様々な業界の参加者との交流も、視野を広げる貴重な経験となりますし、HRとして「なんとかしたい」という思いで集まる仲間の存在は、またちょっと「頑張ってみよう」とあなたの背中を後押ししてくれるはずです。

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