Every HR Academy Platform受講者インタビュー:公的機関 上地 卓也さん - 株式会社Every

Profile

公的機関 上地 卓也さん
IT分野を軸としてキャリアを構築。キャリアの出発点は富士通系企業でのIT教育。その後、地元に戻り、中小企業の経営支援を担う公的機関にてコンサルティング業務に従事。直近では、沖縄県のIT特化型支援機関に所属し、公共事業に携わりながら、人材育成を含む人事労務全般を担当。採用、労務、社会保険計算まで幅広い実務を経験。中小企業診断士資格を保有し、個人でも経営コンサルタントとして活動。今後は医療・介護業界にて、人材育成を中心に、経営と現場をつなぐ人事機能の構築に挑戦予定。

※経歴はインタビュー時点(2026年3月)のものです。


人事としての専門性を明確にしたかった

− 受講の動機やきっかけを教えてください。なぜ受講を決意されたのでしょうか。

受講を決めた理由は、大きく三つあります。
一つ目は、経済産業省のリスキリング支援の対象で、費用面の後押しがあったことです。学びたい気持ちは以前からありましたが、現実的に踏み出しやすい条件が整っていたのは大きかったです。

二つ目は、人事を体系的に学びたいという思いでした。私は経営コンサルタントやITコンサルタントとして仕事をする中で、人事に関する相談を受ける場面が非常に多くありました。一方で、日本では人事を原理原則から整理して学べる機会が意外と少ないと感じていました。どうしても精神論や属人的な経験則に寄りがちで、「なぜそうするのか」を構造的に理解することが難しい。だからこそ、感覚論ではなく、理論としてHRを学びたいと思っていました。

三つ目は、転職のタイミングと重なっていたことです。これから人事の専門性をより明確にしていきたいと考えたときに、「人事をやってきました」で終わるのではなく、「人事として何ができるのか」を自分の言葉で語れるようになりたいと思いました。
その中で、Everyの講座は海外資格やグローバルなHRの考え方も背景にあり、日本的な精神論に寄りすぎていない点に安心感がありました。また、転職時期で時間の使い方に制約もあったため、自分のペースで短期間に集中して学べるE-Learning形式は非常に魅力的でした。体系立って学べる講座が他にあまり見当たらなかったこともあり、迷いは少なかったです。

正論だけで人は動かない、その理由を理解できた

− 受講期間を通じて、講座の中で特に印象に残っているテーマはありますか。

特に印象に残っているのは、HRBP養成講座で学んだ「HRの存在意義」です。日本企業では、人事というと労務や事務の延長として見られることが多く、どうしても“管理部門”のイメージが強いと感じています。私自身もそうした現場を数多く見てきました。ですが、講義を通して、人事は経営戦略と結びつき、事業に価値を生み出すパートナーであるという考え方を学びました。これは経営コンサルタントとしての自分にも非常に腹落ちする内容でしたし、人事を見る視点が大きく広がりました。

また、HRBP養成講座の中で扱われたキャリア育成のテーマも強く印象に残っています。前職では職員のキャリアに関する相談を受ける機会が多かったのですが、そのときの自分には十分な理論や選択肢がありませんでした。ラダー型とラティス型のキャリアの考え方や、サクセッションプランの視点を知ったことで、組織としてどう支援できるのかを、以前より具体的に考えられるようになりました。

次に印象に残っているのは、Change Agent養成講座の「バイアスと意思決定」です。私はこれまで、論理で整理して、正しいことを提示すれば人は動くはずだと考えがちでした。でも実際には、正論だけでは人は動かない。その理由を、観察者バイアスや自己奉仕的バイアスなどの概念を通して理解できたのは大きな収穫でした。人がなぜその判断をするのか、なぜ抵抗が起きるのかを、内的要因と外的要因に分けて考える視点が持てたことで、これまでの自分の関わり方も見直すきっかけになりました。

さらに、Employee Champion養成講座で扱われていた実務的な内容も非常に印象に残っています。具体的にはリファラル採用の考え方について、単なる制度の紹介ではなく、「なぜ有効なのか」「どのように設計すべきか」という観点まで踏み込んで学べた点が良かったです。具体的な打ち手として整理されていることで、すぐに現場で活かすことができました。

人事の全体像を捉え、立体的に理解できる講座設計

− 講座の魅力について。魅力に感じた点は何でしょうか?

この講座の一番の魅力は、HRを原理原則から体系的に学べることです。人事の実務は、現場ではどうしても経験や慣習に依存しがちです。もちろん実務経験は重要ですが、それだけでは他者に説明できない場面や、再現性を持って提案できない場面が出てきます。その点、この講座では「なぜそう考えるのか」「どんな理論に基づいているのか」が整理されているので、感覚的に理解していたことを、知識として組み立て直すことができました。

加えて、フルアクセスプランで複数講座をまとめて受講できたことも良かったです。最初はそれぞれの講座の位置づけが少しつかみにくい部分もありましたが、受け進めるうちに、各講座が相互に補完し合っていることが見えてきました。HRBP養成講座で経営との接続を学び、Change Agent養成講座で人を動かす視点を学び、People Analytics講座でデータの扱い方を学び、Employee Champion養成講座で実務的な労務知識を深める。単独の講座では得られない立体的な理解につながったと感じています。人事を点ではなく面で捉えたい方にとって、とても価値のある学び方だと思います。

− 受講前と受講後で、ご自分の知識力や考え方、マインドなどに変化は
ありましたでしょうか。具体的な変化がありましたら教えてください。

受講前は、人事に関する考え方や提案の多くを、経験や感覚に頼って行っていたところがありました。そのため、自分の中では正しいと思っていても、相手に説明するとなると難しさを感じる場面がありました。受講後は、原理原則やフレームワークを土台に話せるようになったことで、「こういう理屈があって、この打ち手がある」と論理的に伝えられるようになったと感じています。これは、今後人事として関係者を巻き込みながら進めていくうえで、大きな強みになると思っています。

考え方の面でも変化がありました。もともと私は、人事は経営と一体で考えるべきだと思っていたのですが、それが単なる感覚ではなく、きちんと理論として存在していると確認できたことで、自分の方向性に対する自信が持てるようになりました。人事は労務や制度運用だけで完結するものではなく、経営戦略とつながりながら、組織の成果に貢献していく役割なのだという認識が、より明確になりました。

実務への応用という意味では、Employee Champion養成講座で学んだ労務知識は非常に実践的でした。実際、学んだ内容を踏まえて就業規則の修正に関する助言を行うなど、すでに行動につながっています。

また、今後医療・介護業界で人材育成や組織づくりを担うにあたっても、キャリア設計、ステークホルダー整理、データ活用といった各講座の視点を組み合わせながら、現場に合った人事の仕組みをつくっていける感覚があります。単なる知識の習得ではなく、実務に持ち帰れる学びだったことが、この講座の大きな価値だと思います。

人事としてもう一段成長したい人に勧めたい

− 最後に、Every HR Academy Platformをご検討されている皆様にメッセージをお願いします。

自分ではできていると思っていても、実際には経験や感覚に頼って人事を進めている方は多いのではないかと思います。人事は、人に説明し、人を動かし、組織に働きかけていく仕事です。だからこそ、原理原則を体系的に理解していることが大きな力になります。この講座は、実務に役立つだけでなく、自分の考えを言語化し、より自信を持って提案できる土台をつくってくれます。人事としてもう一段成長したい方、経営とつながる視点を持ちたい方には、ぜひ受講をおすすめしたいです。

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