Profile
デジタルマーケティング企業 S.T.さん
新卒でベンチャー企業に入社後、出版社で広告営業・編集・ライティングなど幅広い業務を経験。以降、情報サービス企業で営業・代理店支援を経て、人材紹介事業の経営に携わる。
その後、メディア運営や新規事業立ち上げ、人事マネジメント、ハイクラス人材紹介、スタートアップでの人事責任者などを歴任。
オープンイノベーション事業でのコンサルティング経験を経て、現在はデジタルマーケティング企業の経営企画部ゼネラルマネージャーとして、総務・情報システム・人事を統括している。
※経歴はインタビュー時点(2025年11月)のものです。
人事課題解決のヒントを求めて
− 受講の動機やきっかけを教えてください。なぜ受講を決意されたのでしょうか。
会社として経済産業省のリスキリング事業の採択スクールを調べていた時に、「人事系の学びを体系的に提供しているところ」を探してEveryの講座に辿り着きました。
人事機能の強化、とくに採用後の定着や評価制度の再設計が喫緊の課題で、HRBP養成講座とChange Agent養成講座は自分の今の業務に直結するだろうと感じました。
受講形式は、子どもの送迎や副業の都合で週末のライブ参加が難しく、E-Learning形式を選択しました。本音を言うとライブ形式で受けたい気持ちは強かったのですが3講座セットで学べるコストパフォーマンスが非常に高く、「どうせ学ぶなら関連領域も一気に」という判断でした。
6か月間で3講座というボリュームには最初不安もありました。ただ、繁忙期を避けてまとめて視聴したり、落ち着いた時期に復習したりと自分の波に合わせられたのはE-Learningならではの利点。結果的に期間はちょうど良かったです。
「経営と現場の間に立つ」意識と、
ステークホルダーマネジメントの深い学び
− 受講期間を通じて、講座の中で特に印象に残っているテーマはありますか。
HRBP養成講座は全体を通じて「経営と現場の間に立ち、双方の目標達成を促す第三者視点」が腹落ちしました。評価制度の回は自分の期待が高かった分、設計のHowまで踏み込んで理解ができると尚良いと感じました。
一方で、People Analyticsの回では、回帰分析や“どこで足切りするか”といった考え方に初めて体系的に触れ、数字で語る足場を得た手応えがあります。
想定外に刺さったのがChange Agent養成講座でした。とくにステークホルダーマネジメントでは、「何を言うかより誰が言うか」という信頼の前提、Win-Winを基盤にした関係構築、動機・共通性・能力を示すこと、そのうえで強い抵抗を弱い抵抗へ段階的にほぐしていく対話設計。ネガティブな情報を早期に吸い上げ、改善エネルギーに変える姿勢は、これまでの現場経験と強く結びつきました。
過去の「うまくいかなかった局面」を思い返しながら、「あの時こう動けばよかった」が具体に変わった講義でした。
人事としての心構えと実務をつなぐ設計
− 講座の魅力について。魅力に感じた点は何でしょうか?
まず、人事としての「心構え」がブレずに通底している点が良かったです。機能別に断片化されがちな知識を、経営—現場—人事の三者関係で捉え直す設計になっており、現場提案の筋道が自然と整います。それに加えて、3講座を受講して、この価格というのは非常に魅力的だと感じました。
People Analyticsでは、これまでサーベイや適性検査を“差分で解釈する”程度だった自分が、数理の入り口に触れられたことが収穫でした。数字を“語れる言語”が増え、施策説明の説得力が上がりました。もともとデータ活用には関心がありつつも、単独でこの領域を学ぶには少しハードルが高いと感じていましたが、3講座セットの中に組み込まれていたことで自然に学ぶ機会を得られ、結果的に非常に良い経験になりました。
運営面のレスポンスも良く、視聴トラブル時に素早く対応いただけたのも安心材料でした。
− 受講前と受講後で、ご自分の知識力や考え方、マインドなどに変化は
ありましたでしょうか。具体的な変化がありましたら教えてください。
一番の変化は、現場との連携の「設計」が具体になったことです。たとえば人件費予算。従来は年末に各部から大枠が上がってきてからすり合わせていましたが、上期評価の着地をベースに人件費の“先行見通し”をこちらから提示するように変えました。数字のロジックで筋道を示しつつ、現場のエピソードで効果イメージを添える——ロジック×エピソードの両輪は講座で得た実践知です。気難しかった役員にもこのスタイルが刺さり、「これからはどんどんこういう提案を」と前向きな反応を得られました。
また、Change Agentのフレームは評価制度づくりに適用できると感じています。多職種・多事業の当社では一律化と個別最適の張力が強いのですが、ステークホルダーの抵抗度を可視化し、段階的コミュニケーション計画を引き直すことで、議論の“もつれ”を減らせていけると思いますし、ネガティブ情報の早期吸い上げや、Win-Winの関係前提を置くことで、反対意見も設計の資源に変えられると考えるようになりました。数字で語る力と、関係性を紡ぐ力、その両方が日々の意思決定の質を底上げしている実感があります。
人事の原点を見直し、
次の一歩を踏み出すための講座
− 最後に、Every HR Academy Platformをご検討されている皆様にメッセージをお願いします。
こういった講座を探している方や、人事として課題や悩みを抱えている方には、ぜひおすすめしたいです。私自身、会社のメンバーにも「3講座でこの内容と価格は正直お得だよ」と勧めています。
特に、人事としての“心構え”を体系的に学べる点が大きな魅力だと思います。日々の業務の中でつい目の前の対応に追われがちですが、この講座を通して「人事がどうあるべきか」「現場とどう関わるか」を改めて整理できました。
若手の方にはChange Agent養成講座は少し難しい部分もあるかもしれませんが、People Analytics講座などは、普段向き合っている数字の意味を捉え直すきっかけになります。
労務や人事企画に関わる方にとっては、視点の切り替えやデータの見方を学ぶ絶好の機会になると思います。
