HRBP養成講座受講者インタビュー:上山 弘平さん - 株式会社Every

Profile

総合広告会社 上山 弘平 さん

新卒で入社以来、一貫して総務経理の世界でキャリアを積む。会社のホールディングス体制のもと、従来はグループの中心に人事やコーポレート機能が集約されていたが、近年の事業拡大に伴い、各事業会社側にもその機能を自立して持たせる方針へと転換。その大きな変化のなかで、一昨年から自社の採用機能の立ち上げを任されることとなり、現在は総務、経理、人事というバックオフィス領域を幅広く管轄するコーポレート本部のセクションリーダーを務めている。新卒・中途を問わない全社的な採用強化と、これまでの専門領域である経理実務の双方を兼務し、非常に変化の大きい環境のなかで日々奮闘している。

※経歴はインタビュー時点のものです。


専任がいない組織での体系的な土台を求めて

− 受講の動機やきっかけを教えてください。

昨今の採用難もあり、事業会社の拡大に伴って、一昨年それまでホールディングス側で行っていた採用の機能を私のいる会社にも持たせることになり、その立ち上げの責任者にアサインされました。元々人事という領域自体に興味はありましたし、人事はどの部門であっても必ず課題になる領域です。自分の部門だけでなく会社全体のレベルを上げていく仕事という意味ではすごくやりがいを感じて、モチベーションも上がっていました。ただ、それまでは総務や経理を専門にキャリアを重ねてきたため、採用に関する実務や知識は手探りの状態からのスタートでした。また、今まで自社に人事機能がなかったため、社内に知見を持つ人もおらず、人事に関する包括的な知識を得たいと思っていました。

そんな中で、社内で3期前にこのEvery HR Academy(HRBP養成講座)を受講して卒業した社員がおり、私が人事対応を任されることになったタイミングで紹介してもらったのがきっかけです。他社のプログラムと比較検討したわけではないのですが、人事領域の全体像を網羅した、体系的なプログラムであるという点に魅力を感じました。私の場合は部分的な採用スキルだけでなく、人事全体の仕組みや経営との繋がりも身につけたいという思いもあったため、受講を決めました。

経営と人事を結ぶ戦略的視点

− 4ヶ月を通じて、講座の中で特に印象に残っているテーマはありますか。

4ヶ月にわたる講義の中で、特に印象深いのは初日の講義と、私が主担当として向き合っている「採用&選抜」の講義です。まず初日に学んだ、人事戦略が経営戦略や事業方針と密接に紐付いているべきであるという「Dynamic HRM」の考え方は、人事領域を広げていくにあたっても重要な視点だと感じました。また、採用の講義では、構造化面接についても扱われ、まさに自社の課題だと感じている部分であり、講座を受ける目的でもありました。採用に関する基礎知識やノウハウが印象に残ったのはもちろん、講義で原理原則を学んだ上で自社の現状を振り返ることで、あるべき姿との差分の大きさに気付き、課題感が明確になりました。
さらに、講義での学びをアサインメントを通じてアウトプットし、いかに実務に活かすか、という設計もこの講座ならではだと感じました。講師からは「アサインメントのためのアサインメントではなく、実際の仕事に繋げるものにしてください」という話があり、私は自社で導入を進めていた構造化面接をメインテーマに据えて取り組みました。これにより、講義での学びがそのまま自社の現業務へとしっかりと接続され、現在行っている役員提案の骨子を作ることができました。
そして最後に、「特別講義」でのお話も大変印象的でした。数々の企業を渡り歩き、修羅場をくぐり抜けてこられた実体験に基づく講師のお話は、自分が全く知らない世界のことだったので純粋に勉強になりました。自分もまだまだ頑張らなければならないと、良い意味で身が引き締まる思いがいたしました。

能動的なプロセスを支える環境

− 講座の魅力について。魅力に感じた点は何でしょうか?

まずは場所や状況を問わず受講できるオンライン環境とスケジュール設計です。私のように人事としての経験がまだ浅く、何から学んでよいかがはっきりしていない人間にとって、4ヶ月という期間は構えすぎずに参加できる、ちょうど良い長さでした。しかも2週間に1回(月に2回程度)のペースで進むため、日々の実務と並行しながらじっくりとインプットとアウトプットを繰り返すことができました。オンラインであることも含めて、週末の予定をコントロールしながら無理なく最後まで全日程に出席することができました。

また、グループディスカッションを中心とした対話重視の講義スタイルも魅力でした。単に講師の方の講義を一方的に聞くだけではなく、異なる環境や課題を持つ他社の受講生の方々と意見を交わす時間が非常に刺激的でした。講座には多様なバックグラウンドを持つプロフェッショナルな方々が集まっており、自分が知らない領域の知見を持つ方や、異なる環境で人事をされている方々と毎回議論を重ねることができました。それぞれの置かれた状況に合わせて「自分だったらどうするか」を議論することで、一つの正解に縛られない多角的な視点を得ることができたと思います。

− 講座の効果について。受講前と受講後で、ご自分の知識力や考え方、マインドなどに変化はありましたか。

一番大きな変化は、「Dynamic HRM」という考え方を得られたことです。自社の事業方針や経営戦略という全体像をイメージしながら、人事戦略を紐づけて考えられるようになりました。現在、会社から私のセクションに対して直接的に求められている役割は、部分的な業務になりがちです。ただ、それだけに応えているだけではいけないと考え、受講後は全社のロードマップを常に意識し、今自分が手がけている人事施策がどのように事業成長のピースとしてハマるのか、最終的にどのように会社の成果に結びつけるかという一連の流れを意識するようになりました。

今後会社の成長に合わせて、コーポレート部門や人事機能を広げていく必要が出てくるかと思います。そのような組織の転換期において、部分最適に終始せず、全体を俯瞰しながら次のステップを組み立てていくための「人事としての軸や道標」を自分の中に構築できたことが、受講を通じて得られた最も大きな効果だと思います。

能動的な学びが人事としての視座を高める

− 最後に、HRBP養成講座をご検討されている皆様にメッセージをお願いします。

人事の仕事は非常に幅が広く、だからこそ、一度全体を体系立てて学ぶことは実務を進める上でとても重要だと思います。この講座は、その人事の全体像を4ヶ月という短いスパンで集中して学べる点が大きな魅力です。

講座の構造もよく練られていて、基礎を学ぶ講義があり、特別講義でスペシャリストの実体験に基づくお話を聞くことができ、最後はアサインメントでアウトプットを行います。ただなんとなく学ぶのではなく、「これをどう現場に活かすか」をしっかり考えられるように設計されているため、即効性や実用性の高さを実感できると思います。

毎回の課題やディスカッションにはエネルギーが必要ですが、自ら考えて他者と対話し、フィードバックを得るプロセスがあるからこそ、乗り越えた先にはこれまでとは違った視点を得られるはずです。人事としての視座を高めたい、実務に直結する武器を手に入れたいと考えている方には、心からお勧めします!

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