Profile

村田機械株式会社 業務支援本部 人事グループ 真下 洸一

新卒で10名ほどのベンチャー企業に入社し、営業から新規事業の立ち上や経営などさまざまな業務を約2年間担当。人事の仕事に携わりたいと転職を決心し、2013年に村田機械株式会社に入社。採用を4年間、人事制度の企画運用を4年間担当した後、2021年の夏から人材開発・教育とD&Iを担当。D&I推進のチームリーダーを務める。

※経歴はインタビュー時点のものです。


HRBPの新設に向け、グローバル視点で人事を体系的に学びたい

− 受講のきっかけを教えてください。

2022年の4月から弊社でHRBPを設置することは効果的かどうかを検討しようというプロジェクトが始まりました。今はHRBPを設置しておらず、本社にしか人事がないのですが、このプロジェクトのリーダーにアサインされました。

情報収集として、いろいろなところでHRBPをキーワードとして探している時に、たまたまEveryのHRBP養成講座を見つけました。HRBPを置くためにはどういうことを学ぶ必要があるのか、実際にHRBPを置くとなった後にどういうことを体系立てて学習すればいいのか、ということを参考にするために参加しました。

− 受講を決めたポイントを教えてください。

このHRBP養成講座の説明会に参加し、講座の内容が体系立っており、大学のカリキュラムなどを基にしてしっかりと作られているなと感じました。さらに、日本ではなくグローバルな視点から学べるということで、弊社に足りないところだなということを感じ、受講を決めました。

「理論」を実際の現場ではどう使っているのか、担当者としての思いなど リアルな話を聞くことができた

− 印象に残っている講義を教えてください。

最後のゲストスピーカーの方(三菱マテリアル株式会社 執行役常務 人事戦略担当人事戦略部長 野川様、日本オラクル人事本部 本部長/Vice President, Human Resources 一藤 隆弘(いちふじ たかひろ)様 ※プロフィールは講演当時)の講義が印象に残っています。実際に現場でどうされているのかなど、リアルなお話が聞けたことがとてもよかったです。ゲストスピーカーの方への質問も直接できたので、非常に実践的な話を聞けたというのは一番印象に残っています。 

講座の前段で学んできたことは、どちらかというと理論になってくると思うのですが、理論もあるけども実際に現場でどういう風に使われているかとか、担当者、責任者としてどういう思いをもって取り組まれているか、というのは人事を担っている身としてはすごく勉強になりました。 

あとは、「報酬制度とインセンティブ」というテーマですね。特に「正しさと公平さについては金額ベースではなくて認識と知覚ベースで生まれる」という言葉が印象に残っています。もともと私が人事制度を担当していたことがあったので、その時の仕事を思い出しながら講座を聞いていました。

例えば、「金額的にいいボーナスがついたから良い評価だと思っているだろうと会社側が考えていても、本人がその評価を正しいと思っていなければ、結果的にはいいボーナスだったということにはならない」というところで、結局、社員がどう感じているかという、知覚を管理するということが大切なことだというのは、実務をやっている立場として、「そうそう、言葉にするとそういうこと!」と感覚と理論がつながった瞬間でした。

グローバルで通用する理論が学べ、人事の第一線で活躍されているゲストスピーカーのリアルな話がとても参考になる

− HRBP養成講座の魅力を教えてください。

1つめは、HRBPの方、そうでない方もいますが、人事として第一線で活躍されている方と一緒に学ぶ機会があるところです。理論を学んだ後にグループワークで、意見交換することができるというのがいいところだと思います。

2つめは、理論の部分ですが、日本では理論立てて人事のことを学ぶ機会があまりないと思いますが、そこをしっかりと理論立ててグローバルで通用するような理論を学習できるところがいいところです。

3つめは、実際にHR業界の第一線で活躍されているゲストスピーカーのお話を聞けることは非常に学びになると思います。

意思決定時に慣例や他社事例に頼らず、 「なぜそうなのか」を理論立てて説明できるように

− 受講後、受講前の変化、日々の仕事における実践を教えてください。

理論から実践をどういう風に捉えるかを考えることができるようになりました。やはり普段の業務だと、理論だとか原理原則というよりも「他社がどうしているか」「過去からどうしてきたとか」「どういう風な慣例か」など、どちらかというと実務寄りにいってしまいます。しかし、この講座のおかげで、「やはり原理原則ってこういうところにあったよね」だとか、「もともとはその為にやるものじゃないよね」というところを意識できるようになりました。

実際にこの講座を受講する背景として、「HRBPがうちの会社にあっているのか」という検討をし続けています。まだ、どうするかは決定していないのですが、それを決めていく過程で、「そもそもHRBPが必要なのか」という話ができるというか、「こういう時にHRBPが必要ですよね」「こういう業務をやる時には原理原則で考えるとこうなのでHRBPやった方がいいですよね」など、「なぜそうなのか」というのを理論立てて説明できるようになったかなと感じています。

講座を修了してから、もう2~3か月が経つのですが、心にぽっかり穴が開いたような寂しい気持ちでいっぱいです。2週間に1回の受講が、リズムになっていたし、今日はどういうことを学ぶのかなとか事前課題とかも考えている時に、深いところの課題に向き合っている感じがしていました。その楽しみがなくなってしまい寂しいので、アドバンスのようなものがあればまた参加したいですね。

「人事の仕事に対する疑問を見つける」  ヒントやきっかけになってくれる講座

− 最後に、HRBP養成講座をご検討されている皆様にメッセージをお願いします。

人事を学ぶ」という機会は世の中に溢れているわけではありません。特に日本はそういうことを理論立ててないと感じているので、人事をされている方であれば自分にとっての人事のキャリアを考えるとか、もしくは今まで人事をやってきた中で、なにか腑に落ちない、それってどうなの?という疑問を見つけるヒントやきっかけになってくれる講座です。

私が特殊なやり方をしていたのかもしれないのですが、この講座にはHRBPを検討するプロジェクトメンバーの代表として受講していましたので、講座を受けた後にどういう講座だったのかを会社の皆さんに説明、フィードバックしないといけませんでした。人に説明することで、自分の学びとして定着し、疑問がわいたら聞いて、というのを繰り返していました。聞くだけじゃなくて、学んだことを誰かにフィードバックできるような場を持たれた方が、学習の効率が上がりますし、学んだことを学んだだけで終わらせない工夫も必要だと思いました。

あとは、参加者の皆さんとオンラインのコミュティグループでも意見交換させていただいてすごく刺激になりましたし、とても学びの多い講座なので、ぜひおすすめです。

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