理論学習と議論、両方できる

− まず、今のお仕事について教えてください。

人事本部に所属し、HRBP業務およびタレントマネジメントやエンゲージメント向上に関する施策の立案・導入を行っています。

− 本講座を受講されるきっかけや動機は何だったんでしょうか。

上司からの紹介が直接のきっかけでしたが、話をもらってすぐに参加したいと申し出させていただきました。

私たちアッヴィのHRBPチームとして考えるゴールには大きく3つの要素があります。それは「変化するビジネス機会を把握すること」「将来を見据えた組織作りをすること」「最先端の人事施策を導入すること」です。これらの要素によって、社員の皆さまが自ら成長できる組織作りに貢献したいと考えています。

このゴールを達成するためにはHRのプロセスを幅広く、そして理論的に繋がった形で理解し、担当する部門に対して多面的な提案を繰り返していくことが重要だと考えています。

私は、採用・給与・報酬・福利厚生・BPO(Business Process Optimization)センター運営、人事情報システム・人人財発、そして現在はHRBPとして幅広く実務を経験してきましたが、上記の通り、HRBPとしての役割をさらに深めていくためには、ここで人事の理論を体系立てて学ぶことに価値があると感じ、参加させていただくことに致しました。これらはチームのゴールであり私個人で達成できることではありません。「個人としても学びを深めつつ、その学びをチームに還元することで、全体の底上げに貢献したい」と考えました。

− なぜ、EveryのHRBP養成講座を選択されたのでしょうか。

理論学習と議論の両方ができることに魅力を感じました。

人事の理論の学習だけを目的とするならば、専門書の購読や、各テーマの単発の講座で学習することはできると思います。それに対し、EveryのHRBP養成講座は3か月かけてHRの理論を全体的に学習ができる事に加えて、インプットだけでなく、他社の人事の方と一緒に議論してアウトプットまでできる。このような講座は他にあまりなく、非常に魅力的だなと思いました。

「なぜ?」を語るHRに。

− これまでの講座で最もインパクトがあったテーマは何ですか。

毎回の講義で出てきたDynamic HRMのモデルは印象に残っています。戦略的に人的資源管理を行うために何が必要か、採用や評価、あるいは報酬などの人事の各機能を線で繋げて考えるようになったことは今後に応用しやすい収穫でした。

また、講義と参加者との議論を通じて、「自社の当り前が他社にとっては当たり前ではない」と改めて気が付くことができたことも印象に残ったことです。例えば、報酬の回で扱われた外部公平性について議論している際に、競争力を高める報酬設計が比較的設計しやすい会社がある一方で、外部競争力を高める事は経営上難しいという会社がいらっしゃった時に、ハッとしたことは印象に残っています。それぞれの会社の施策には理由(WHY)があるなと感じた瞬間でした

この気づきを私自身の仕事に落とし込んで考えたときに、「私の中での"当たり前"を担当している事業部へ押し付けているのではないか?」という気づきにもつながりました。それぞれの会社にビジネスモデルや文化・歴史・価値観があるように、同じ会社の中でも事業部ごとに文化・歴史・価値観がある。だからこそひとつひとつの活動に「WHY(なぜそれをやるのか)」までしっかりと話し合うことが大事なのだ、という気づきです。

− 仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

個人の変化という意味では、繰り返しになりますが「なぜ」を強く意識するようになったというのが実感する変化です。例えば、講座を受講した後の変更として、私が担当する400名規模の事業部において、目標設定の立て方をブラッシュアップしました。この時、上司部下の対話を必須とし、なぜ目標設定が重要なのか、そもそも目標設定とは何か、なぜ人事評価が重要なのか、何を意識して評価をつけてほしいのかを担当する事業部内で話し合ってもらいました。「なぜ」を共有するアクションは時に時間と負担になる作業です。しかしながら、後々に効果が出てくる重要な変更であったと思っています。

また、講義で学んだことを同じチームから参加していたもう1名と分担してチームにシェアしました。理論に対して理解を深めながら、都度、当社としてどうあるべきか、どうするべきかの意見交換を行いました。これにより、チーム内での議論がこれまでより明確になったと感じます。「問題はここにあるのかもしれない」、「なるほど、こうつながっているのか」という学びをチームとして分かち合えたことは、冒頭の参加のきっかけで申し上げたチーム力の底上げにつながっていったと感じています。

− HRBP養成講座の魅力は何でしょうか。

講師の松澤さんの雰囲気でしょうか。笑。言い方を変えると、場の雰囲気がひとつの魅力だと思います。人事の理論というアカデミックな内容を扱う講座なので、かっちりしている雰囲気かと警戒していましたが、講師の松澤さんのファシリテーションや、講座の最初にマインドフルネスを行うこともあり、空気が柔らかくてリラックスした雰囲気だったことも振り返るとよかったなと感じています。

もちろん、Dynamic HRMを基軸に、人事という領域をEnd to Endで体系立てて学べることが最大の魅力であることは言うまでもありません。実際にアメリカへ留学された松澤さんから、人事の理論についてお話しいただけることや、ゲストスピーカーによる講演なども講座の魅力です。インプットのボリュームも十分でありながら、アウトプットとのバランスもよく、常に心地よい緊張感で臨めたと思います。

「学び直す」のにもよい講座です

− 最後に、HRBP養成講座をご検討されている皆様にメッセージをお願いします。

経験の浅い方はもちろんですが、人事の各領域を経験され、現場で学びを積み重ねてこられた方が「学び直す」のにもとてもよい場だと思います。もちろん、今まさに部門人事(HRBP)を担当されている方にも価値ある講座です。

皆さんが一歩踏み出されることを心より応援しています。

中島さん、ありがとうございました!

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