HRBP養成講座受講者インタビュー:IT企業 S.Nさん - 株式会社Every

Profile

IT企業 S.N さん

新卒で半導体専門商社に入社後、人事としてのキャリアをスタート。その後、複数社にて働き方改革プロジェクトの推進や、新卒・中途採用、人事企画など人事領域を幅広く経験。現在は成長ステージにあるIT企業にて、HRBP部門のマネジャーとして、組織開発を牽引する。13年にわたる人事経験を背景に、組織課題に対し、サーベイやヒアリングに基づいたクリティカルな解決策を提示し続けている。成長ステージにある企業において、変化の激しい現場に深く入り込み、人事のプロフェッショナルとして組織の変革を支えている。

※経歴はインタビュー時点のものです。


HRBPの存在意義を定義し
組織の成長に貢献するための「軸」を求めて

− 受講の動機やきっかけを教えてください。

私がこの講座の受講を決意した最大の理由は、自社におけるHRBPの役割と存在意義を明確に定義したいと考えたからです。現在、弊社は約300名規模の組織ですが、人事業務が各機能(採用や企画など)で部門最適化されており、人事本部内でも「そもそもこの規模でHRBPという役割は必要なのか」という議論が生まれていました。HRBPとして現場の組織課題に日々向き合う中で、自分たちが提供すべき価値は何なのか、その答えを出す必要性を感じていました。
また、これまでのキャリアの中で多くの人事経験を積んできましたが、今の成長著しいスタートアップ組織を支えるためには、よりグローバルな視点や、原理原則に基づいた体系的な知識が必要だと考えました。単なるスキルアップではなく、他社のHRBPの方々がどのような感覚で仕事に向き合い、どのような基準で判断を下しているのか、そのリアルな実態に触れながら、自社におけるHRBPのミッションを再定義するためのヒントを得たいと考え、Every HR Academyを選びました。

グローバルな視点での原理原則と
他社との対話から生まれる深い気づき

− 4ヶ月を通じて、講座の中で特に印象に残っているテーマはありますか。

全8回の講義はどれも非常に学びが多かったのですが、特に印象に残っているのは、講座全体を通じて流れていた「グローバルな視点から見た人事の原理原則」というコンセプトです。私がこれまで経験してきた日本型の人事慣習とは異なる角度からのエッセンスが散りばめられており、非常に新鮮な感覚で学ぶことができました。Day1の「これからのHR」から始まり、パフォーマンスマネジメントやPeople Analyticsなど、各テーマを深く掘り下げていくプロセスは、自分の知見を整理する貴重な機会となりました。
特に有益だったのは、学んだ理論をそのままにするのではなく、受講生同士で意見交換を行う時間です。講座には、私と同じように現場で悩みを持つ方々が集まっていました。それぞれの企業が抱える複雑な事情や、理論通りにはいかない現実、それに対してどのようにアプローチしているかという各社の実態を聞くことで、知識がより立体的なものになりました。グローバルな原理原則という「型」を学びつつ、それを自社の文脈にどう落とし込むかという議論を重ねることで、自分の中のHRBPとしての解像度が一段と高まったと感じています。

志を同じくする仲間との出会いと
学びを最大化するハイブリッド形式

− 講座の魅力について。魅力に感じた点は何でしょうか?

この講座の魅力は、大きく分けて2つあります。
1つ目は、受講生同志の対話とそこから生まれるコミュニティです。今回集まったメンバーは、ある程度の社会人経験を持ち、それぞれの現場でリーダーやマネジャーとして責任ある立場に就いている方ばかりでした。そのため、議論の前提が揃っており、誰かが置いていかれるようなこともありませんでした。共通の悩みを持つ者同士、講座の時間外でもチャットや個別で情報交換をするほど深い繋がりができました。人事という、社内ではなかなか相談しにくい立場だからこそ、心から信頼して議論できる仲間ができたことは大きな財産です。
2つ目は、オンラインとリアルの良さを組み合わせたハイブリッド形式です。当初はオンライン中心でしたが、対面で集まる機会を設けていただいたことで、メンバーとの距離が劇的に縮まりました。最後の発表会などで直接顔を合わせることで、画面越しでは伝わりきらない熱量を感じることができ、学びの定着度も変わったと感じています。懇親会も含め、事務局の方々が受講生同士の繋がりを非常に大切に設計してくださっていることが伝わり、単なる座学では得られない満足感を得ることができました。

「ノー・ジャッジメント」のマインドが
現場での対話と周囲からの評価を変えた

− 講座の効果について。受講前と受講後で、ご自分の知識力や考え方、マインドなどに変化はありましたか。

受講を通じて得た最大の変化は、マインドセットの部分です。
特に印象深く心に残っているのが「ノー・ジャッジメント(判断を下さない)」という考え方です。これまではHRBPのマネジャーとして、頭をフル回転し、役割や立場を考慮して発言していました。しかし、講座でこの考え方を学んだことで、肩の力が抜け、より自然体で現場の議論に参加できるようになりました。
この変化は、実際の業務にもプラスの効果をもたらしています。現場のリーダーたちとの対話において、遠慮をせずに本質的な対話ができるようになった結果、以前よりも自分の意図が正確に伝わっている実感があります。この姿勢の変化は周囲からも好意的に受け止められており、プラス評価にも繋がりました。
また、HRBPのミッションについても、他社での役割やミッションの持ち方を聞きながら、自分なりに、どこにも被らない良いバランスでのポジショニングが見えてきました。

人事としての孤独を抱えている方にこそ
一歩踏み出してほしい場所

− 最後に、HRBP養成講座をご検討されている皆様にメッセージをお願いします。

人事業務、特にHRBPという役割は、社内でも立場が特殊であり、一人で課題を抱え込んでしまいがちな孤独な職種だと思います。もし今、自社の組織課題に対してどう向き合うべきか、自分たちの役割をどう定義すべきか悩んでいるのであれば、迷わずこの講座に飛び込んでみることをお勧めします。ここには、同じような葛藤を抱え、それでも組織を良くしたいと願う志の高い仲間が集まっています。
講座の内容は非常にロジカルで体系的ですが、決して理屈だけではありません。現場のドロドロとした課題に対しても、温かみを持って向き合えるヒントがたくさん詰まっています。理論と感情、論理と定性、そのバランスが非常に心地よいのがEvery HR Academyのカラーだと思います。蓋を開けてみるまで分からない不安はあるかもしれませんが、ここで得られる知見と仲間は、必ずあなたの背中を押してくれるはずです。自社の正解を一人で探し続けるのではなく、原理原則を学び、仲間と共に高め合うプロセスを通じて、新しい自分に出会える機会になると思います。

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