Profile
老舗菓子メーカー 人事担当者 さん
新卒で大手情報サービス・広告企業に入社し、求人広告営業としてキャリアをスタート。企業と求職者を結ぶ最前線で研鑽を積んだ後、ものづくりへの想いから老舗菓子メーカーへ転身。商品開発に4年間携わり、顧客に喜びを届ける手応えを実感する。その後、3人の出産・育休を経て人事部へ異動。大学で学んだ労働法の知識も生かし、労務の役割を遂行する。現在は、経営企画室内に新設された「人事企画」にて、社員教育や人事制度、評価制度の構築・運用を担っている。営業、開発、事務という多様な現場経験を活かし、約200名の組織において「現場の納得感」と「経営戦略」を繋ぐ、少数精鋭の人事として活躍中。
※経歴はインタビュー時点のものです。
実務経験を「学術的な理論」で裏付け
経営層と対等に話せる力を求めて
− 受講の動機やきっかけを教えてください。
これまで労務実務を中心に行ってきましたが、新たに人事企画という役割を担うなかで、人事の基礎を学術的な側面から体系的に学びたいという思いが強くなっていました。また、社内での人材教育の目指す姿や、コンピテンシー評価の作成を一任され、経営陣へのインタビューを行う機会をいただいた際に、自分の知識不足を痛感するという出来事もありました。
「経営層と対等に話したい」という思いから、「経営と人事をつなぐ役割」という講座のコンセプトが、受講を決意するに至った大きな理由です。
− 何か別の選択肢と取捨選択されていれば、Every HR Academyを選んだ理由を教えてください。
数ある研修の中でEvery HR Academyを選んだのは、単発のセミナーではなく、4ヶ月という長期間にわたり、アウトプットを繰り返しながら「修行」のように深く学べる環境に惹かれたからです。他社の講座も検討しましたが、2〜3日で完結するものや1回限りのものが多く、じっくりと本質を突き詰める講座は見当たりませんでした。また、3人の子供がいる私にとって、毎週ではなく月1〜2回というスパンで、かつオンラインで参加できる柔軟なスケジュールも非常に助かりました。
実務と理論が融合し、
人事としての「情熱」と「覚悟」を再確認した時間
− 4ヶ月を通じて、講座の中で特に印象に残っているテーマはありますか。
特に心に残っているのは、Day7の特別講義です。背景も個性も異なるお二人の外部講師の方から伺った経験談は、これまでの私の価値観を大きく揺さぶるものでした。「人事は仕事ができて当たり前」という言葉には背筋が伸びる思いでしたし、「情熱を持って人を動かすことが大切だ」という言葉に、プロとしての厳しさと同時に、この仕事の持つ可能性に背中を押されました。また、経営層に対して「自分はどうしたいのか」という意見を持つべきだという教えは、これからの私にとって重要な指針となりました。
さらに、最終課題であるアサインメントを通じて、講座で学んだ「原理原則」と、これまで自分が現場で培ってきた経験が一本の線でつながる感覚を味わいました。理論をベースに自社の課題解決策を検討することで、自分の提案に自信が持てるようになったのです。現在、ミッションとして風土改革やウェルビーイングを意識した福利厚生の検討を進めていますが、現場の苦労がわかる自分だからこそできる人事の仕事があるのだと、改めて実感しています。管理職向けの研修でも、学んだ内容を還元することができ、学びが組織に浸透していく手応えを感じました。
多様な背景を持つ仲間との対話と
思考を深めるための絶妙な設計
− 講座の魅力について。魅力に感じた点は何でしょうか?
この講座の魅力の1つは、自社の枠を超えた「他社交流」ができる点にあります。私の職場では人事がほぼ一人という環境もあり、社外の視点に触れる機会が限られていました。しかし、この講座には人事経験が豊富な方々が集まっており、自分が今まさに直面している課題に対して、数歩先を行くアドバイスや知見を共有してもらうことができました。ここで得られた貴重なつながりは、大きな財産になると思います。
また、学習の設計も工夫されていると思います。1回3時間という集中しやすい時間設定でありながら、講義の合間にある課題やテストによって、学んだことを自分の頭で考え、咀嚼する時間を持つことができました。オンライン講座でありながら、きちんと学びが深まるのは、この「考える時間」の設計があるからこそだと思います。
「実行者」から「戦略的パートナー」へと
役割への認識が進化
− 講座の効果について。受講前と受講後で、ご自分の知識力や考え方、マインドなどに変化はありましたか。
受講前、私は自分の役割を、「人事制度を着実に実行する役割」だと捉えていました。しかし、4ヶ月の学びを通じて、その認識は「事業戦略を実現するためのパートナー」へと進化しました。会社の経営方針を自分事として深く理解し、それを人事のモットーとして日々の業務に落とし込むことの重要性に気づけたことは、大きな収穫です。
日常業務におけるマインドセットも変わりました。経営層と対話する際も、単に情報を伝えるだけでなく、自分なりの見解を持ち、「人事企画としてこうありたい」という意志を持って臨めるようになっています。現場での経験があるからこそ、製造や開発に携わる方々への敬意を忘れず、かつ経営の意図を正しく翻訳して伝える。そんな「現場と経営の橋渡し役」としての自覚が芽生えました。この講座で得た理論という武器を携えて、これからも組織の成長に貢献していきたいと考えています。
「人事のプロ」への第一歩を踏み出したい
すべての方へ贈る最高の武者修行
− 最後に、HRBP養成講座をご検討されている皆様にメッセージをお願いします。
もし、あなたが「人事としての経験が浅いから」と躊躇されているのであれば、ぜひ一歩踏み出してみてください。この講座は、人事の実務経験に関わらず、志を持つすべての人を受け入れてくれる場所です。ここで経験する「武者修行」は、あなたのキャリアにおいて揺るぎない自信を与えてくれるはずです。
私自身、3人の育児をしながらの挑戦でしたが、このタイミングで受講して良かったと思っています。理論を学び、多様な仲間と議論し、自社の課題と真剣に向き合う4ヶ月間は、単なる知識の習得以上の価値を私にもたらしてくれました。ここでの学びは、あなたを「制度の担い手」から「経営のパートナー」へと変える大きな転換点になるはずです。
