新年特別Well-beingセミナーを開催(1月28日)

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Every Inc. 2022年 新年特別セミナー「Well-being(ウェルビーイング)と、サイエンスと、職場づくりと。」

ESG経営や組織のパーパスの重要性がより問われる中、「Well-being(ウェルビーイング)」と呼ばれる幸福感の追及もとても重要になっています。この「Well-being(ウェルビーイング)」の追及は、従業員個人のみならず、組織に対しても良い影響を及ぼすことが研究によって明らかになっているからです。アメリカのUniversity of California, Riversideで、ディスティングイッシュトプロフェッサー(distinguished professor)として研究を続けるSONJA LYUBOMIRSKYなどらの論文(Lyubomirsky, S., King, L., & Diener, E. (2005). The Benefits of Frequent Positive Affect: Does Happiness Lead to Success? Psychological Bulletin, 131(6), 803–855.)によると、「Well-being(ウェルビーイング)」が個人のみならず組織においても、様々な観点で「成功」に繋がっていることを示しています。

生産性: 20〜40%程度向上
離職率: 25%減少
従業員満足度: 29〜50% 向上
年収: 3〜24 % 向上
社内評価: 17〜47%向上

しかし、この「Well-being(ウェルビーイング)」という概念は誤解を招きやすいものであり、Happiness(幸せ)やエンゲージメントとどのように違うのか、また組織内において何をしていくべきか、どのように測定していくべきなのかを正しく理解できる機会は多くありません。そこで、Science of Happiness研究の第一人者であり、UC Berkeleyの心理学部門研究機関Greater Good Science Centerでサイエンス・ディレクターを務めるEmiliana Simon Thomas(エミリアーナ・サイモントーマス)をお招きし、特別に講演頂ける事となりました。Well-beingやHappinessを哲学ではなく、社会学・心理学・脳神経科学の観点から研究し続けている彼女から、経営戦略、組織戦略としてのWell-beingやHappinessについて解説頂きます。多くの方のご参加をお待ちしております。

EMILIANA SIMON-THOMAS(エミリアーナ・サイモントーマス)Science Director, Greater Good Science CenterUC Berkeleyの研究機関であるグレーター・グッド・サイエンス・センターのサイエンス・ディレクターを務めている。UCバークレーで心理学の博士号を取得し、感情的認知的プロセスがどのように相互作用して行動や脳の活動を形作るかを研究。また、UC Berkeleyビジネススクールの教壇にも立つ傍ら、世界中から60万人以上を登録しているBerkeleyX MOOCである「Science of Happiness」と、「Science of Happiness at Work Professional Certificate Series」の教授として教壇に立つ。2017年世界クラスの研究者が共同執筆した「The Oxford Handbook of Compassion Science」を出版している。