【セミナーレポート】「1on1とは何か?」2021年6月23日 - 株式会社Every

"注目Tech企業人事マネージャーとトップビジネススクール卒業生が語る"

「1on1とは何か?」セミナー動画・サマリーレポート

本ページについて


「1on1」というコミュニケーション手法は、アメリカシリコンバレーの巨大IT企業をはじめ、古くから実践されていた手法で、その効果が認められ日本でも浸透し一般化されつつあります。

一方で、そのコミュニケーション手法には注意点もあり、間違った手法では社員のモチベーションダウンにもつながるという事が言われています(1996, Avraham N Kluger, The Effects of Feedback Interventions on Performance: A Historical Review, aMeta-Analysis, and a Preliminary Feedback Intervention Theory)。

このセミナーでは、日本での1on1実践に精通しているさくらインターネット株式会社 矢部様日本で1on1を広めたYahooで人事経験を持つ株式会社グラファー 羽生様、弊社松澤を含めた3名で「1on1とはなにか?」について語って頂いています。

各社においても、1on1そのものの目的の仕方、実施の方法、浸透の為の創意工夫が様々聞けた1時間半でした。ぜひ1.5倍速でご覧ください。


セミナー動画はこちら

Who we are

※所属・肩書は実施日当時のものです。


松澤 勝充(MASA)

株式会社Every
代表取締役CEO



矢部 真理子 様

さくらインターネット株式会社
ES本部ES部人材支援グループマネージャー



羽生 和馬 様

株式会社グラファー
HRBP


What We Discuss


  1. 1on1とは?目的や位置づけ

  2. どうやったら浸透するか?

  3. どうやって管理するか?

  4. リモートワーク下での1on1

  5. Q&A


Short Summary

Introduction


「1on1はパフォーマンスを出すための取り組みであり、ピープルマネジメントの一部分である」という考えを持つことが大事だと私は考えています。それを証明する考え方に、「進捗の支援が成果を生み出す」というインナーワークライフ効果やプロジェクト型目標管理の仕組みであるOKR、「人は研修で育たない」というマイケル・M・ロンバルドとロバート・W・アイチンガーの研究、「関係の質が結果の質に関係する」というダニエル・キムの成功循環モデル、「内省の大切さを問う」コルプの経験学習モデルなどがあります。(松澤)

とはいえ、理論は理論。実践においてどのような創意工夫があるかがより重要です。では皆さんにお話を聞いていきます。

Q1:1on1の目的は何でしょうか?


  • 1on1は目標達成のための手段です(羽生様)
  • 会社としては、「心と体のケアによる居場所づくり」、「内省を促進しやりがいや成長を支援する時間」として目的を置いています。ただ、それ以上に重要なことがあります(矢部様)

Q2:1on1をどうやって浸透させましたか?


  • 現場マネージャーに問いを立てる事。強制をしないことが重要です。(羽生様)
  • 風土を変える、仕組みを作る、成果を見える化するという3点に取り組みました。手を兼ね品を変え、「1on1は良いものだ」という認知を醸成する事が大事だと思います。(矢部様)

Q3:1on1をどうやって管理していますか?


  • 実施率の管理は必要ない。ただ、・・・は特に重要。エンゲージメントなどのパフォーマンスに関連性のあるスコアをトラックする事の方が重要(羽生様)
  • 実施率の管理は私も必要ないと思う。1on1は上下のコミュニケーションではなく横型のコミュニケーションなので、メンバーが自律的に関わることがとても大事。(矢部様)

Q4:リモートワーク下での1on1はどうやっていますか?


  • 「ちょっといいですか」のコミュニケーションが取れないリモートワークにはやはり難しさがあった。そこで質問の仕方、実施の仕方、などの改善工夫を図った。(羽生様)
  • 変えない部分もあったが、オンライン会議ツールの使い方に関してはいくつかの工夫を行った。(矢部様)

Q5:最後に


是非動画にてご覧ください!

ダウンロード頂ける「はじめての1on1」はこちらから

対談者紹介

松澤 勝充
株式会社Every
代表取締役CEO

神奈川県出身1986年生まれ。青山学院大学卒業後、2009年 (株)トライアンフへ入社。企業向けの採用支援・組織開発支援、総合商社で2年半採用経験を経て、2016年より執行役員。270%の事業成長を達成する過程で、延べ1200時間以上の1on1経験を積む。2018年8月Haas School of Business, UC Berkeleyへ渡米留学。2019年5月修了。同年、MIT Online Executive Course “AI: Implications for Business Strategies”修了。

2020年4月1日に株式会社Everyを設立。 株式会社Everyへのお問い合わせはこちらから https://every-co.com/
矢部 真理子 様
さくらインターネット株式会社
ES本部 ES部
人材支援グループマネージャー

新卒で製靴・製鞄会社に就職し、その後、気象機器メーカーにて営業や秘書に従事。 前職の人事サービス会社では、様々な業態・職種の新卒・中途採用の企画から運用業務まで携わる。2012年にさくらインターネット株式会社へ人事として転職。新卒採用、中途採用、教育、組織開発などに携わり、現在は、人・組織で事業に貢献するための人事業務全般に従事。 コロナ禍でリモートワークが増え、1on1の重要性が再認識され、社内浸透のために活動中。

▼参考記事:1on1ミーティングとは? 人事マネージャーが伝える心得 実践編 https://sakumaga.sakura.ad.jp/entry/2021/03/02/120000
羽生 和馬 様
株式会社グラファー
HRBP

人事コンサルタントとしてキャリアをスタートさせた後、 2014年にからヤフー株式会社の子会社である株式会社GYAOに入社、2018年からは人事部長に就任。その後、ヤフー株式会社での広告事業HRBP責任者を経て、2021年5月に行政デジタル化を推進する株式会社グラファーに参画しHR領域全般を担当。

グラファーでは、事業拡大中につき人事を募集しています!(https://graffer.jp/) 行政領域の課題をテクノロジーで解決していく会社です。まずは話を聞いてみたいよというライトな形でも構いません、 興味ある方はご連絡ください! hanyukazuma@graffer.jp https://www.facebook.com/kazuma.hanyu

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