Change Agent養成講座受講者インタビュー:製薬会社 人事系業務担当者(チームリーダークラス) - 株式会社Every

Profile

製薬会社

人事系業務担当者(チームリーダークラス)様

製薬会社に入社し、MR職6年、営業本部部門人事5年、コーポレート人事6年、産休を経て復職。産休中の組織体制の変更に伴い、経営戦略部/事業戦略部(製薬会社の人事機能を持つ部門)へ異動復職し、1年。約5,000名の従業員を対象としたDEI推進体制の確立、サクセッションプランと部門人事としての役割として異動・等級・評価・再雇用などを担当。

※経歴はインタビュー時点のものです。


− これまでのキャリアと現在のお仕事内容を教えてください。

新卒で製薬会社に入社し、MR職6年、営業本部部門人事5年、コーポレート人事6年、産休を経て復職しました。産休中の組織体制の変更に伴い、経営戦略部/事業戦略部(製薬会社の人事機能を持つ部門)へ異動復職し、1年が経った状態です。現在は、約5,000名の従業員を対象としたDEI推進体制の確立、サクセッションプランと部門人事としての役割として異動・等級・評価・再雇用などを担当をしています。

「面白そう、なるほど!」の組織行動学。

− 受講の動機やきっかけを教えてください。なぜ受講を決意されたのでしょうか。

産休を経て復職し新たな組織体制の中で、DEIやサクセッションプランなどを担当する中で、まさに組織変革スキルが求められていました。人と組織をどうやったら効果的に変革できるのか、と日々考える機会が多くありました。会社が復職後の自分に配慮した素晴らしい環境を用意してくれたおかげかもしれませんが、「学びたい意欲が高まっていた」のかもしれません。

その中で「体系的に組織行動学やチェンジマネジメントを学べるこのChange Agent養成講座」を見つけて、無料セミナーを受講し「面白そう、なるほど」と直観的に受けたいと感じることが出来たのはこの講座だけでした。組織行動学の考え方もそうですし、実際にこれから4ヵ月間お世話になる講師の方に直接講座の触りの部分を教えて頂けたことでより「学びたい」意欲が高まりました。講師の松澤さんも同世代であり、親近感を感じて実践に活かせそうと感じたのも受講を決意した理由の一つです。

− 何か別の選択肢と取捨選択されていれば、Every HR Academyを選んだ理由を教えてください。

他のコースとの比較でいえば、法律をベースに労働に関する要素を体系的に学べる労働大学の講座と比較していました。コストだけを見れば労働大学の方が安かったのですが、Change Agent養成講座の体験セミナーで組織行動学そのものが直観的に「面白そう!」と感じましたし、日々の実践にも活かしやすそう、また学びやすい雰囲気を感じました。過去、労働三法、ビジネススクールの単科プログラムなどで学んだことがあるのですが、それ以上に興味をそそられたのです。圧迫感がなく自分自身が「学びたい」と思えたことが大きかったかもしれません。

抽象的な概念をセオリーとして学べる

− 4ヶ月を通じて、講座の中で特に印象に残っているテーマはありますか。

Day2の「信頼を築く」は特に記憶に残っています。「信頼を築く」という抽象的な概念を言語化しながらセオリーとして学んだのはとても印象に残りました。頭ではその重要性を理解していながらも、では目の前の人と信頼を築くには「どうしたらいいのか」を言語化していない自分に気づきましたし、具体的な手段を理解することが出来たのはとても印象に残っています。

また、Day1の組織行動学の基礎で、「Pay it forward」や「Give&Take」の考え方なども印象に残っています。グローバルなエッセンスを中心に学ぶ講座の中でも、欧米諸国の個人が強い考え方の中に日本らしい「利他の精神」も含まれていたのは、日本人として日本の良さだと思っていたマインドを再認識することが出来ました。現在、日本企業ではJob型など個を強調する施策が多いですが、その中でもメンバーシップが持っていた良いマインドを受け継いでいきたいと感じました。

また、特別講演もとても印象に残っています。全ての方のお話が印象に残っていますが、Sonyの望月さんの組織変革に関する講演を通じて、「確かに」と納得できる瞬間が多くありましたし、「あの時こうしておけばよかったのか!」と気づく事も出来ました。また、アッヴィの一柳さんの講演でHRが組織に必要な理由として、「人の内発的動機にアプローチ出来るのが人事」と語られていて、HRとして活動していく事に前向きになったと思います。

「魅力的な講師陣」と「素晴らしい仲間」
との繋がり

− 講座の魅力について。魅力に感じた点は何でしょうか?
1~3つほどありましたら教えてください。

まず一つ目は、講師の松澤さんをはじめ特別講師の方などの人の魅力です。松澤さんは、セオリーや事例などを曖昧にせず明確に話してくれますので夫々の納得感が高まりましたし、レクチャー・ディスカッションでは受講生に寄り添って会話してくれました。特別講演の方々も同様で、素晴らしいご経験を惜しみなく共有して下さってましたし、1on1に近いような形でお話しできたのは、この講座の最大の魅力だと思います。

二つ目は、「面白さ」です。組織行動学は心理学や社会学など様々な学問が混合されているので一見難しそうなのですが、学んでみるととても身近で実践的だと感じました。日々の業務に直結しているので、自分の業務に照らし合わせて考えるきっかけになりますし、「なぜあの時上手くいったのか、なぜあの時上手くいかなかったのか」を言語化できる事が魅力です。過去のプロジェクトでは、私も日々手探りで不安を感じながら進めていたのですが、この講座で学んでいたことを事前に知っていたらもっと自信を持って進められたと思いますし、もう一度同じプロジェクトに対峙したらもっと効果的に進められると思います。望月さんが仰っていた「早く学んでおきたかった」と同じ感想です。

最後は、「共に学んだ仲間との繋がり」です。皆さんオープンマインドで繋がりを持てたことがとても嬉しかったですし、もし同じエリアに住んでいたら毎日飲み会に参加したいくらいです(笑)。卒業後も、組織として英語力を高める施策を検討している際に、同期に英語圏で仕事をしている方がいらっしゃったので企業での実践例を相談することが出来ました。やはり、小さなことでも相談できる仲間が出来たことは講座の魅力の一つだと思います。

 

※特別講師には、以下の方にお越し頂きました。

望月 賢一(もちづき けんいち)様 ソニーグループ株式会社・安部専務室・組織開発アドバイザー
佐々木 丈士(ささき たけし)様 株式会社INFORICH CHRO(元Facebook Japan株式会社 執行役員 人事統括)
一柳 達也(いちやなぎ たつや)様 アッヴィ合同会社 人事本部長
岡本 佐知子(おかもと さちこ)様 i-PRO株式会社 CHRO

組織を「前向き」に変えていこう
と思える

− 受講前と受講後で、ご自分の知識力や考え方、マインドなどに変化は
ありましたでしょうか。具体的な変化がありましたら教えてください。

総じて、「現在の仕事に前向きになった」と思います。これが最大の変化だと思います。例えば、誰かがやってもらうのを待つのではなく、自分がGiverにならなければいけないという事を強く意識するようになりましたし、どうしたら従業員の内発的動機を高めることが出来るか、を日々考えるようになりました。

HRとして仕事をしていると、なんとなく「エンゲージメントを上げなくてはいけない」となってしまう時もあるかもしれませんが、本当は大事で大きな目的があります。従業員の動機やモチベーションを高める事が組織への貢献に繋がる事、現在の仕事をより大きな目的・深い目線・現実的なアプローチで捉えられるようになったのは自分自身にとっての大きな変化です。

組織運営をする上で参考・実践できるスキル
が身につく講座

− 最後に、Change Agent養成講座をご検討されている皆様にメッセージをお願いします。

HRの方々にとっては、人と組織に関する好奇心をくすぐってくれて、業務に対して前向きになれる講座だと思いますし、マネージャーや管理職の方々にとっては、組織運営をする上で参考・実践できるスキルが身につく講座だと思います。

「仲間ができること」もやはり魅力です。困った時にちょっと相談できる仲間がいると、日々の業務の小さな問題解決が早く出来るようになります。「〇〇社ではこんな取り組みをしています」と、小さな他社事例を述べられるようになることはとても有益ですし、自分の武器にもなると思います。

実際に、職場の仲間にも勧めています!本当に、お勧めです!少しでも迷われているならぜひトライしてください!

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