HRBP養成講座受講者インタビュー:株式会社商船三井 小林 裕美さん - 株式会社Every

Profile

株式会社商船三井 小林 裕美 さん

2005年新卒入社で株式会社商船三井に入社、営業部門にて船の運航管理業務を担当する。2009年より人事部に配属、新卒採用や若手社員の研修業務に従事し、2013年に再び営業部門へ異動となり、シンガポールにて駐在し船の調達業務等、現場での経験を積む。

人事の経験を、より幅広い領域に広げたいという想いから、人事への異動を希望。2020年より人事部で新卒及びキャリア採用と育成を担当し、2023年よりエネルギー営業戦略部 HRBP担当として、社内で初めてとなるHRBPの立ち上げに携わっている。

※経歴はインタビュー時点のものです。


何から始めるべきか手探りな中
実務に活かせる講座だと思った

− 受講の動機やきっかけを教えてください。なぜ受講を決意されたのでしょうか。

HRBPは就任する前から興味があり、やりたいという意欲もあったのですが、実際にやってみると社内での前例やモデルも無いので、実務として何から始めるべきか手探りの状態でした。

そのなかでHRBPを体系的に学べる研修を探していて、EveryのHRBP養成講座は、体系的に原理原則を学べて、実務に活かせそうだと思い、受講を決めました
社内に、この講座について知っている方もいて、安心感があったのも決め手でした。

自分の中に引き出しが増えていく感覚

−4ヶ月を通じて、講座の中で特に印象に残っているテーマはありますか。

「パフォーマンスマネジメントと評価」の回は、自社の制度と照らし合わせて、改めて納得のいく評価制度ってどんなものだろう?と考えられたので印象に残っています。
実際に、現場から自社の評価制度に納得感がないという声も届いていることもあり、人事部として課題感を持っているテーマでした。評価制度に完璧なものはない、ということを踏まえながら、心理学的な要素からアプローチがあったり、グローバルプラクティスを学べたりしたので、自分の中に引き出しが増えたという感覚がありました

また、特別講演もとても印象的でした。i-PRO株式会社の岡本様は、HRBPを経てCHROに就任されるまでのキャリアを赤裸々にお話くださって、自らキャリアを勝ち取っていく姿にとても感銘を受けました。

グローバルプラクティスを体系的に学べる

− 講座の魅力について。魅力に感じた点は何でしょうか?

一つ目は、人事領域全般のグローバルプラクティスを体系的に学べることです。ちょうど自社がグローバル企業として、人事制度の見直しをしているフェーズということもあり、参考事例をたくさん学べたのは非常に有益でした。

二つ目は、受講生とのネットワーキングです。グループディスカッションの時間も多かったので、他社事例を知ることができ、意見交換、情報交換がたくさんできる、とても貴重な機会でした。

三つ目は、インプットだけではなく、小テストやファイナルアサイメントなどアウトプットの機会がたくさんあることです。ファイナルアサイメントの提出時期が、HRBPを立ち上げてちょうど1年の、総括のタイミングと重なっていたので、原理原則に照らし合わせながら整理ができたのはとてもよかったです。また、作成にあたり行った上司へのインタビューは、自分がHRBPとして何をしてきたのか、知ってもらう良い機会にもなりました。

− 受講前と受講後で、ご自分の知識力や考え方、マインドなどに変化は
ありましたでしょうか。具体的な変化がありましたら教えてください。

受講前は、人事という仕事はコモンセンスとフェアネスがあればできると考えていました。現行の制度については、倫理的に正しい制度だ、と漠然と理解しているに留まっていました。講座を受けて、そういった今までの価値観や理解の仕方が、間違っていなかったと再確認できましたし、なぜそれが正しいのか、の理由もあわせて裏付けを得ることができたと思っています。

グローバル競争に勝てる企業になるために、これまでの年功序列的な評価制度から、パフォーマンスに結び付いた評価制度に変えていかなければいけないという中で、その必要性や意味合いを、これからを担う若手社員に伝えていく際にも、「なぜ」を自分の言葉で伝えらえていると感じています。4か月間かけて約160名のメンバーとのカジュアル面談をちょうど終えたところですが、社員の本音を知り、会社の目指すべき姿について議論ができたとても良い機会でした。

人事は、他の領域に比べてプロフェッショナル性が認められにくい仕事ですが、人を育てられるのが一流の会社だと考えているので、講座で学んだ事を活かして、それを体現していきたいです。

組織のパフォーマンスを最大化する仕掛けづくりを
一緒に考えましょう

− 最後に、HRBP養成講座をご検討されている皆様にメッセージをお願いします。

HRBP養成講座でグローバルの人事プラクティスを体系的に学ぶことで、自社に必要な施策はなにかを考える上での引き出しが増えると思います。人事とは心を扱う業務のため、教科書通りにはいかないことも多いですが、その分自分のオリジナリティやマインドが生きる仕事だと思います。

今後人事機能が守りの人事から攻めの戦略人事へと機能強化が必然性を帯びてくる中、組織のパフォーマンスを最大化する仕掛けづくりを一緒に考えていきましょう。

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