Profile

武蔵塗料ホールディングス株式会社 人事企画本部・本部長

アメリカで大学を卒業後、現地の企業にて人事・マーケティング領域を担当。日本帰国後は外資系コンサルティングファームの人事部にて海外採用を担当、2014年から同社シンガポール法人に転籍し採用・人材開発を中心とした人事業務に携わる。2020年に武蔵塗料ホールディングスに入社し、グローバル人事制度の構築を推進。

※経歴はインタビュー時点のものです。


シンガポールにいながら、アメリカの原理原則を、日本語で学べる

− まず、今のお仕事について教えてください。

社長・取締役・9カ国14拠点の人事担当者とともに組織のMVVを落とし込んだグローバルな人事制度を設計し浸透させるプロジェクトを推進しています。直近は評価や賞与等の重点課題についてグローバルで考え方を統一したり、人材基盤をつくるプラニングをしたりしています。

前職でも外資系コンサルティングファームで人事の仕事を12年程経験しましたが、非常に大きな組織だったこともあり、採用なら採用、育成なら育成と領域ごとに担当がはっきり決まっていたため、私自身、人事としての知識や経験に偏りがあることを課題に感じてきました。そのため、事業により近いところで人事業務全般に携わりたく、現職に転職したという経緯があります。

− 本講座を受講されるきっかけや動機は何でしょうか。

第二期に受講した稲井さんから薦めていただいたことが直接のきっかけですが、特定の人事の分野においては経験・知識が十分でないため、以前から人事全般の知識を体型的に身につけたいという想いは持っていました。

また、現職では前職のように大きすぎる組織ではなく、経営陣の近くで人事戦略を構築するポジションにあるため、自身が仕掛けたことがビジネスの結果に跳ね返り、その繋がりが見える環境なので、経営と同じ目線を持った人事として立つために視座を高めたいということも受講動機の一つでした。

− なぜ、EveryのHRBP養成講座を選択されたのでしょうか。

受講することは迷わず即決で決めました。もともと私もアメリカで大学を卒業し、就労していたので、アメリカのトレンドや理論を学べて、実際に現地で人事を学んだ松澤さんという講師から教えていただけるということも決め手でした。

もう一点、私は現在シンガポール在住なので業務も含め英語を日常的に使っておりますが、何かを学習する際は日本語の方が定着しやすいと感じているため、オンラインという形式で海外からも参加可能だったことも選択した理由の一つでした。

学んだルールと数字で、経営に「説得力」ある提案を

− これまでの講座で最もインパクトがあったテーマは何ですか。

各回の講義の学びはすぐ実践に使えるものばかりでした。PCのデスクトップ上に原理原則のファイルを作って資料を置いており、日々チェックリストのようにして活用しております。

中でも印象に残っているのは評価・報酬です。評価・報酬のトピックスで学んだ「管理職の能力と意志に依存する」という原則は評価者研修のコンセプトとして使えると感じました。また、人材育成・パフォーマンスマネジメントの回は、長く業務で携わっていた領域だからこそ原理原則も理解しているつもりでしたが、例えば「できないことを解決する、やらないことを解決しない」といったことは認識していませんでした。

− 仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

ストレングスファインダーというツールをベースとしたチームビルディング研修を設計し、社内で展開しているのですが、設計の際や研修の進め方においてこの講座で学んだことの多くを参考にしました

そのほかにも、経営陣から人事について相談を受けたときに原理原則を使って説明したり、根拠のあること・定量的な数字をベースに考えを整理したりするようになりました。前職時代から何かを提案するときに数字は意識してきたのですが、原理原則というルール・ロジックを掛け合わせ、より説得力を持った考えを発信できるようになったと思います。

− HRBP養成講座の魅力は何でしょうか。

講義の内容はもちろんですが、人事としてのネットワークを築くことができた点は大きかったです。講座の最中から受講生の方と個別にコンタクトを取り他社事例としてお話を伺い、実際に経営層にプレゼンする際に事例を含めた提案をすることができました。講座が終了した今でも受講生の方とは定期的に連絡を取り合っています。

また、特別講演で谷本さんのお話を伺えたことも非常に有意義でした。私は産休・復職を経て女性のリーダーが誕生し始めたばかりの世代のため、周りにロールモデルとなるような方が少なく、常に自分のロールモデルを探していました。それにぴったりな方とお会いできたように思います。講演の内容も非常に印象に残っており、やる気をださせる仕組みをつくるのが人事の役割、という一言はまさに本質で、経営戦略とのリンクなど自身の人事としての強みを考えるきっかけになりました。

短期で必要なものをカバーできる

− 最後に、HRBP養成講座をご検討されている皆様にメッセージをお願いします。

総じてカバーしている内容が広く、コストパフォーマンスの良い講座でした。私は現在、人事チームメンバーの底上げというミッション実現に向け、人事を体系的に学べる講座を探しておりますが、短期で必要なものをちょうどよい深さでカバーできる講座はなかなかないと感じているので、コストパフォーマンスを考えても非常にお薦めの講座です。

皆さんが一歩踏み出されることを心より応援しています。