HRBP養成講座受講者インタビュー:GEヘルスケア・ジャパン株式会社 人事本部 Employee HR Manager 齋木 希 さん - 株式会社Every

Profile

GEヘルスケア・ジャパン株式会社  人事本部 Employee HR Manager 齋木 希 さん

2009年新卒で株式会社トライアンフに入社し、業界・業種・規模様々な企業の採用コンサルティング、アウトソーシングを担当。2014年にGEジャパン株式会社へ採用担当として転職、リクルーターとして新卒採用・中途採用全体に携わった後、 戦略的人事に必要とされるスキルを実践的に身に付けられる二年間の次世代人事リーダー育成プログラム「ヒューマン・リソース・リーダーシップ・プログラム(以下HRLP)」を経験し、GEヘルスケア・ジャパン株式会社の人事へ。その後出産を経て、現在育児休暇中。


10年の経験を、改めて振り返りたい

− 現在育児休暇中とのことですが、それまでのお仕事について教えてください。

GEに入社して採用を担当し、2年間のHRLPのプログラムを卒業後は、GEヘルスケアの中で3つの事業部の人事全般を担当していました

新卒で入社したトライアンフで採用は一通り経験していたのですが、HRLP以降のキャリアでは採用以外のこと、例えば社員との面談、カルチャー変革、評価、入社時研修、入退社異動の手続きなども担当してきました。領域が広がる前は不安や焦りもありましたが、HRLPで学びながら実践し身につけられたことは非常に多く、今の仕事にも生きています。

− 本講座を受講されるきっかけや動機は何でしょうか。

HRLPで学んだことや経験してきたことを別の観点で振り返りたい、人事というものを改めて体系的に勉強しなおしたいというのが率直な想いです。

出産を経て育児休暇に入って、その間子育てが自分の多くを占めていました。我が子という一人の人間に向き合う育児経験は人事の仕事に活きると思っているのですが、一方でしばらく仕事から離れて人事として戻れるのか不安を感じていました。

また、人事として組織のリーダーと会話する上で、最新の人事の情報を学べたらいいな、という気持ちでした。

− なぜ、EveryのHRBP養成講座を選択されたのでしょうか。

前職で事業部責任を持ち、かつ自ら米国現地で学ばれた松澤さんが講師をされていたことが大きいです。

私自身が外資系メーカーに勤めていることもあり、アメリカトップ企業の人事が先進的だという実感を持っています。そのアメリカのビジネススクールで人事がどう取り上げられているのかにも関心がありましたし、留学された松澤さんが感じられていたこと、例えば日本型人事との違いなども含めて知りたいと思いました

また、採用だけ、育成だけ、評価だけ、ではなく、網羅的に学べるということも魅力的でしたね。

「やろう、話してみよう」が見つかる

− これまでの講座で最もインパクトがあったテーマは何ですか。

いくつかありますが、「人事施策は全てパフォーマンスに繋げて考える」という原則、「人事こそ経営=PLを理解しておくべき」というテーマや、Well-Beingの話、No Rating等の最新トピックスも印象に残っています。

講座受講のきっかけでもある、組織のリーダーと話すための「引き出しづくり」という意味でも最先端の情報を得ることができたように思います。

− HRBP養成講座の魅力は何でしょうか。

一番は、部分だけでなく全体を学べる、ということだと思っています。私は人事領域全般を経験した上で講座に参加したので、その経験を振り返ったり、改めて体系的に整理したりすることができました

私に近い状況の方や、人事のひとつふたつの領域を3年前後経験をされた方でご自身の領域を広げたい若手人事の方には有意義なのではないかと思います。また、少し特殊なケースかもしれませんが、私のように、育児休暇中に学びを深めたい、トピックスやトレンドを抑えたいというママさん社員にも良いと思います。

もうひとつは、同時に受講されている方とのディスカッションや講師からのフィードバックにより視野が広がる点です。自社以外の人事の方と、単なる情報提供ではなく人事の原理原則というテーマで議論すること自体が貴重ですし、業界や規模が違う方がおっしゃる意見が自分の考えを広げてくれる瞬間がありました。

− 仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

育休取得中ということもあり直接的な回答は難しいのですが、人事の仕事をしたいな」と復職への自信を取り戻せたことでしょうか人事の同僚や組織のリーダーと話してみたいな、提案してみたいなと思えるインプットがたくさんありました。

また、講座で学んできた採用・育成・評価・報酬等々なテーマの原理原則について、それに従って実行というよりは心の中に留めておこうと思っています。人事である以上、組織や現場のニーズに寄り添うことが大切だと思っていますが、か迷うことがあった時に原理原則に照らして考えてみたいと思います。

実践のヒントが盛り込まれています

− 最後に、HRBP養成講座をご検討されている皆様にメッセージをお願いします。

講座のテーマや扱われる内容、トピックスそのものはもちろん、ディスカッション形式で学びを深める講座形式も、このHRBP講座には実践のヒントが盛り込まれています今ご自身がなんらか人事に携わっている方であれば、各講座ごとに「これはやってみよう、話してみよう」と思えることが見つかると思います。

皆さんが学びと実践への一歩を踏み出されることを心より応援しています。

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