HRBP養成講座受講者インタビュー:Activ8 株式会社 岩見 直哉 さん - 株式会社Every

Profile

Activ8株式会社 岩見 直哉さん

2011年に新卒で重工業メーカーに入社し、工場労務・理系学生の新卒採用・資材調達を経験。その後、メタバース分野の企業に転職し、採用から人事全般を担う。20235月よりActiv8株式会社に入社。現在は人事全般を担いつつ、人事制度構築を手掛けている。

※経歴はインタビュー時点のものです。


確固たる知識を身に付け、
人事を武器にしたい

− 受講のきっかけを教えてください。

HRBP養成講座を知ったのは、特に自分から探したわけではなく、Facebookに流れてきた情報からでした。

人事の勉強をちゃんとしたいなと思い、人事コミュニティの個人的勉強会などに参加し始めていたのですが、人事を完全に体系化したものには出会えていませんでした。なので、自分が会社の課題に向き合う際に、本や勉強会などで得た知識から夫々の課題は解決することができても、会社の根本的な課題や、一から人事を構築するとなった際に、知識という武器の弱さを感じていました。もっと人事のフレームワークを知ることが必要だと思っていたんです。

また、元々経営に携わりたいという思いがあったのですが、人事という軸を武器に経営に寄与していくと考えたときに、もっと専門性や深みを身に付けなければいけないという課題感もありました。

その中でHRBP養成講座の内容を見て、一通り体系的に学べるなと思ったので、申し込みました。

「パフォーマンス」に繋げて
‘なぜ’を思考するように

− 印象に残っている講義を教えてください。

講義の初回から取り上げられていたダイナミックストラテジックHRMです。『HRの施策は全てパフォーマンス(成果)に紐づいているという意識を持つことが重要』という、当たり前のことを言われてるようですが、僕の中では意識があまりできていなかったなと気付きました。

採用の講義の中でも、パフォーマンスは能力×モチベーションでもたらされ、その能力は、細分化するとKSAs(Knowledge、Skill、Abilities)から構成されている…とお話があり、そこでも全てパフォーマンスに繋がっているのだということが改めて意識できるようになりました。

今は何をするにも、「出すべきパフォーマンスは何か」から考えるようになり、常にダイナミックストラテジックHRMのフレームをもとに考えることができています。このことで、何かを考える時に何かが抜けないみたいな状態になれているのが良かったなと思います。最後の発表のテーマもパフォーマンスマネジメントになりましたし、かなり印象深かったです。

また、報酬とインセンティブ評価の講義も面白かったです。今までは金銭的評価ばかり重視していましたが、非金銭的評価も確かに大事だよなと大きな気づきになりましたね。

なぜ報酬や評価が必要なのか、現状の組織やビジネスに向き合って考えた際に、ここでもまた「パフォーマンス」に繋げて、なぜなぜと考えられる。そういう思考ができるようになりました。

シンプルに、「人事」が好きになった

−HRBP養成講座の魅力を教えてください。

一つ目は、学問から落とし込んで作られた体系化された講座で、漏れなく納得性があるところです。良い意味で、講義の各回に濃淡がなく、作りや重みが同じでした。だからこそ、あるテーマだけ盛り上げて、あとは無理に時間を埋めた、みたいに感じることがありませんでした。全テーマそれぞれ原則があって、深めたいって思えるようになりましたし、シンプルに言うと人事が好きになりました。体系的に学んだことによって、自分の中でピースが繋がり、面白い学問だなと思えました。

二つ目は、いい仲間ができたことです。一緒に学び、一緒に準備して、発表して、懇親していく中で、みんなが同じように悩みを持っていて、体系的に学んだとて解決できないものをみんなそれぞれ抱えて向き合ってる、ということを共有できました。会社の業種も規模も関係なく、一人一人の思いや能力も含めて、尊敬できる人が多かったです。

三つ目は、講師陣のフィードバックです。これは実はこの講座の肝ではないかと思っています。他の人に対するものも含め、宿題へのコメントやフィードバックがすごく実践的で、提出したものをきちんと読んでもらっているんだとわかる内容でした。学んだらそこで終わりではなく、学んだことを自社の課題と照らし合わせて考えたときに、改めて出てきた悩みに対して、またひとつ新しい示唆をくれていて、自分では気づけなかった視点からのアドバイスがありがたかったです。

− 受講後、受講前の変化、日々の仕事における実践を教えてください。

大きなマインドの変化がありました。経営層になりたくて転職したのですが、それはいい意味でなくなりました。講座の仲間を見ていると、会社を良くしたいという想いでシンプルに目の前の課題に向かっている人が多くて、自分もそれがやりたかったんだなってことに改めて気づきました。経営層になれば、それが大きな範囲に影響する課題や解決策になりますが、それは後から結果としてついてくるのかなと。講座を受けたことで、人事としての土台を得ることができて、この得た知識、フレームワークを武器に会社をよくできないかチャレンジしてみようと思っています。

その際に、人事としてとか、経営層としてというこだわりはなくて、焦らずに目の前の課題に向かっていって、それを深めていく先は面白いんじゃないかと楽しみです。

学びのきっかけを得て、
学びを加速させられる

− 最後に、HRBP養成講座をご検討されている皆様にメッセージをお願いします。

学びのきっかけがたくさんあるよということです。体系的に学ぶというのは、ここで学びきるということではなくて、きっかけを得ることだと思います。素敵な仲間と、体系的な学びと後は良き講師のアドバイスによって、人事として深めたい勉強したいって思えるテーマを自分なりに見つけるきっかけをいっぱいもらえます。

また、きっかけだけでは終わらず、学びを継続できるのも、この講座を受けてこそだと思います。学問として研究された講座なので、合理性を感じることができますし、だからこそ自分の中で噛み合ってない歯車を見つけることができ、深めていくことができます。もともと、本を読んで勉強することがそんなに好きではなかった私ですが、今は会社の課題や自分の興味のあるテーマについて、どちらもバランスを取りながら積極的に学んでいます。講座終了後も学びが加速している実感があり、とても良い感じです!

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