HRBP養成講座受講者インタビュー:芦田 知子さん - 株式会社Every

Profile

芦田 知子さん

新卒で自動車システム会社に人事として入社。事業拡大の変革期にある企業で、17年間にわたり採用・育成・評価・給与など、人事機能のすべての職務を経験する。
異なる組織で働くことにより、より広範囲に人事の経験を積みたい、これまでの経験を人事のジェネラリストとして活かしたいという気持ちから、転職を決意。2022年に外資系アパレル会社に入社。
現在は、BPHRとして、本国とのアライメントのもと、ベターな組織を人事の観点から作っていくことに尽力している。

※経歴はインタビュー時点のものです。


参加型・実践的なアウトプットが受講の決め手

− 受講の動機やきっかけを教えてください。なぜ受講を決意されたのでしょうか。

BPHRとして入社し、組織を見ていく中で、自分が思い描いていたBPHRの機能と自分の職務にギャップがあるように感じ始めました。ただ、私もそれまで1社の経験しかなかったので、自分の価値観や考えが正しいとは限らないと思い、一度HRBPとしての基礎を学びたいと思ったことがきっかけです。
また、会社の組織も成長段階であり、評価制度や社内研修なども道筋を整理している最中だったこともあり、人事機能の原理原則を改めて学びたいという気持ちもありました。

上司に相談したところ、EveryのHRBP養成講座を勧められました。他社の研修も勧められた選択肢の中にはあったのですが、参加型で、自社に即したアウトプットがあることが実践的だと思い、受講を決意しました。

自己流の手法から離れ
どうあるべきかを学ぶ

−4ヶ月を通じて、講座の中で特に印象に残っているテーマはありますか。

一番大きく響いたのは「採用」の回です。
私は採用から人事のキャリアをスタートしたのですが、「採用とは」を一から教わったわけではなく、その時の上司のやり方を見て学んで、その手法が自分のスタンダードになっていました。
その自己流の手法から離れて、例えば「面接」では、「構造化面接」がなぜ必要で、どう効果があるのかですとか、「選考」においては、採用時の評価を入社後と同じ指標で測定することなど、新しい発見や深い理解に繋がったので、すごく印象に残っています。

「人事って楽しいんだな」
と思うことができた

− 講座の魅力について。魅力に感じた点は何でしょうか?

各回の講義のなかで行われる、ディスカッションパートが楽しく有意義でした。
悩んでいることや、不安な部分、難しいと思うことってみんな一緒なんだなと思えて自信がつきましたし、「人事」という答えがない領域で、みんなわからない中、手探りで進めているんだと知れて、同志として分かり合えた気がして、とても心強くなれました。

また、異業種・人事以外の方からディスカッションの中で多角的な意見が聞けたのも、とても参考になりました。メンバーに恵まれていたというのもあったかもしれませんが、毎回とてもポジティブな話ができたので、「人事って楽しいんだな」と思えてとても良かったです。

− 受講前と受講後で、ご自分の知識力や考え方、マインドなどに変化は
ありましたでしょうか。具体的な変化がありましたら教えてください。

従来のやり方の改善案を検討する際に、受講中に得た知識がベースにあるので前よりも自信をもってものごとを進めることができるようになりました。実際に、今までになかった研修の枠組みを社内に展開する機会があったのですが、講座のテキストを振り返りながら文面に落とし込むことができました。

また、評価についての説明を行う際にも、社員への伝え方という点で成長を感じることができました。
資料をただ説明するだけでは、やることの説明で終わってしまい、社員に「評価」の意義を理解してもらえないと思ったので、そもそもの「評価」の意味、とか、「評価」が社員個人個人にとってどうプラスに働くのか、といった内容を含めて伝えるように心がけました。自分の中で、原理原則を落とし込んで深く理解できていたので、必要な部分だけわかりやすく伝えるように工夫もできたと思います。

原理原則の理解が
日々の自信に繋がる

− 最後に、HRBP養成講座をご検討されている皆様にメッセージをお願いします。

人事という答えのない仕事に向き合っていると、進め方がわからなくなったり、日々悩んだりすることは誰にでもあると思います。そういったときに、原理原則の考え方を知っておくことで自信に繋がると思います。

1つの事象に対して、多角的に、色んな目線で見てみると新たに気付けることもあるので、安心感のあるコミュニティの中で、社外の人と意見交換ができるのは、会社の中だけでは得られないとても貴重な機会です!

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